W杯の2か月前にハリルホジッチ監督を解任したことは絶対に許せないことですが、さらにその後任監督に西野氏を据えたことも、全くもって理解しがたいです。
西野氏は、ハリルホジッチを評価・サポートする技術委員長という役職に就いていました。
代表強化の最高責任者です。
W杯の2か月前という誰が見てもおかしい時期に代表監督を解任する以上、彼も責任を取って辞めるべきでした。
そもそも、ハリル監督を解任する以上、その後任にちゃんとした監督を選定した上で解任するべきです。
特に、W杯の2か月前という切羽詰まった時期に解任するわけですから、後任にちゃんとした監督がいなければ、アフリカや中東の衝動的な監督解任→W杯で惨敗、という歴史をなぞるだけなのは、西野技術委員長も理解していたはずでしょう。

それが、まともな監督を呼ぶこともできずに、消去法で自分が監督になるというのは、技術委員長として『やるべき仕事をしてない、やるべき仕事をこなすだけの能力が備わっていない』としか言いようがありません。
もし、田嶋会長から西野氏に「後任監督になってくれ」と言われたとしても、それを断って、「こういう良い監督がいますから、後任は彼/彼女にしましょう!」と言うのが技術委員長の仕事だと思います。

しかし、彼には、別の監督を連れてくる才覚がありませんでした。
おそらく、手倉森氏か自分かの2択しか無かったのでしょう。
それでは、技術委員長として、あまりに能力が無さすぎます。
様々な監督やその代理人とのツテを作っておき、いざと言う時にそれを活用するのが技術委員長の役割であって、レポートを作ってのほほんとJFAビルに座っているのが技術委員長の役割ではありません。
2016年3月に技術委員長に就任しましたが、それからの丸2年間、何をやっていたのでしょうか?

ここ1~2年の報道を考えると、田嶋会長がハリル監督を招聘した原氏と霜田氏を追放してからずっと、田嶋会長や西野技術委員長はハリル監督の能力に疑念を持っていたように思います。
表面的には擁護する発言をしますが、その実、「この監督、大丈夫だろうか?」と思っている様子がありあり。
まぁ、田嶋会長は、原さんと霜田さんを政敵とみなしていて大嫌いでしたから、その2人が連れてきた代表監督を信頼するはずもありませんが。

そうであるなら、西野技術委員長はリスク管理として、別の監督に声をかけておくべきでした。
私なら、現在フリーで、かつ2014年のブラジルW杯でアメリカ代表をベスト16に導いたクリンスマン監督に声を掛けておきます。
クリンスマン監督は、2006年にもドイツ代表をW杯3位に導いたことがあり、代表指導経験の豊富な監督です。
戦術的には、攻守のバランスを取るタイプで、攻撃的すぎることもなく、守備的すぎることもありません。
フィジカルや足元の技術のどちらかを重視するタイプでもなく、非常にバランスの良い指揮をします。
ドイツ人であり、ブンデスリーガに所属する選手が多い日本代表には合いやすいと思います。
また、英語も話せるため、コミュニケーションの齟齬も比較的発生しにくいでしょう。
戦術家というよりは、どちらかと言うとモチベーター型の監督です。
短期間、日本代表を任せるのなら、これほどうってつけの監督も少ないと思います。

もし、西野技術委員長がクリンスマンのような監督に事前に声を掛けていたなら、ハリルホジッチ監督を解任した後に、評価&サポートする側である自分が後任監督になる、というような愚を犯さずに済んだことでしょう。

西野監督の最大の問題は、W杯で代表を率いたことが無い点です。
これまでの日本代表監督を見れば分かりますが、好成績を収めたのは、それまでにW杯で指揮をしたことがある監督のみです。

■初めてW杯を率いた監督
岡田監督(1回目)→グループステージ敗退
ジーコ監督    →グループステージ敗退
ザッケローニ監督 →グループステージ敗退

■日本代表を率いる以前にW杯経験のある監督
トルシエ監督   →W杯ベスト16
岡田監督(2回目)→W杯ベスト16

これはおそらく、偶然ではありません。
W杯本大会は短期決戦であり、途中からの立て直しが非常に難しい。
だからこそ、大会への"入り方"が非常に重要です。
そこに、過去にW杯を戦った経験やノウハウがモノを言うのだと思います。

また、西野監督についてはガンバ時代の印象が強い方が多いでしょうが、彼が"代表"監督としてふさわしいかどうかを考えるなら、直近の神戸時代・名古屋時代を振り返ることの方が大切です。

例えば、ヴィッセル神戸では、2012年5月に和田監督の後を継いで監督に就任しました。
そして、11月まで神戸を率いましたが、チームを立て直すことができずに解任。
神戸は、そのままJ2に降格しました。

このことで分かるのは、西野監督は短期で結果を出せる監督では無いということです。
ガンバのようにじっくりと時間があればともかく、短期でチームを立て直すのは不得意だと言えます。

その後、2014年に名古屋グランパスの監督に就任しました。
2014年:10位
2015年:9位
と中位に落ち着き、パッとしない成績で契約満了を迎えて退任。
このとき、特に目立っていたのが闘莉王を上手く扱えていなかったことでした。
闘莉王は、守備面で衰えが顕著でした。
その上、自分のミスで失点したときでさえ、他の選手を叱り飛ばすというわがまま放題。
にも関わらず、西野監督は彼を外しません。
さらに、闘莉王はCBなのに勝手に最前線に出て攻撃に絡むプレーをしていました。
ですが、それも黙認していました。
その結果、戦術面で穴がたくさんできてしまい、このときの名古屋は個の力だけで戦っている感が非常に強かったです。
いまのハリルジャパンなんか目じゃないくらいに。
翌年(2016年)、名古屋を小倉監督が率いてJ2に落としてしまうわけですが、その遠因を作ったのは間違いなく、西野監督だったと思います。
西野監督が、ここまでチームの戦術面をかき回してなかったら、名古屋がJ2に落ちることもなかった可能性が高いです。

名古屋時代に分かったことは、西野監督は強烈な個性を持つ選手を制御できない、ということです。
例えば、オシム監督は代表で闘莉王をコントロールできていました。
アジアカップに向けてオシムが闘莉王を招集した時、闘莉王はケガを隠して代表に参加しました。
ジーコジャパン時代に代表に呼ばれず、闘莉王はずっとくやしい思いをしていたからです。
が、それをオシム監督は即座に見抜き、「それは、お前のわがままだ。ケガを隠して負けたら、どう責任を取る気だ。ちゃんとケガを治してから代表に参加しろ」と説教して、代表から追い返したことは有名です。

本田圭佑は、闘莉王に負けず劣らず強烈な個性を持つ選手です。
西野監督は、彼を本当にコントロールできるのでしょうか?
自分の考えた戦術通りのプレーをさせることができるのか。
また、本田の調子が悪かったり、戦術的な問題で、ベンチに座らせることができるのでしょうか?
名古屋時代を見ていた私からすると、西野監督にそのようなことが出来るとは思えません。
チームの空気が悪くなるのを恐れて、本田に毅然とした態度を取れないのではないか、と危惧します。

また、西野監督は、ガンバ時代に華々しい成績を上げましたが、そこにも大きな問題がありました。

①守備組織を作るのが苦手で、そもそも守備練習をほとんどさせない。
②得点を取るのは、外国人FW任せ。

①については、コアなガンバサポーター(練習場をよく見に行くようなサポーター)複数人から聞いた話なので、確実です。
ACLで優勝した時でさえ、ほとんど守備練習は無し。
結構良い守備をしていたと思っていたのですが、それは選手自身の才能と個人練習でまかなっていたようです。
それでよくACLやリーグで優勝したよね、という驚きはあります。
ですが、それはアジアだからできたことであって、W杯出場の32カ国の中で日本は下位に属します。
守備が適当で勝ち上がれるほど、強い国ではありません。

②についても、非常に心配です。
ガンバはスカウトが優秀で、良い外国人FWを取ってくることで有名でした。
アラウージョ、マグノ・アウベス、フェルナンジーニョ、ルーカス、レアンドロ。
日本人がパスを回して、外国人FWが点を取る。
それが、西野ガンバの勝利の方程式だったと思います。

ですが、2010年頃からだんだんと良い外国人FWが取れなくなってきて、ガンバは下降線をたどります。
もちろん、明神、二川、橋本らの中心MFが衰えてきたにもかかわらず、新戦力を育てられなかったこともありますが、外国人FWの質の低下も大きな影響があったと思います。
その結果、2011年に西野監督はガンバを退任しました。

私には、西野氏が日本代表を率いるには、力不足のように見えます。
特に、短期でチームを立て直すことが不得意ですから、よけいにです。
田嶋会長と西野氏は、判断を間違ったと思います。
まだ、手倉森氏の方が良かったのではないでしょうか。
ハリルを解任した首謀者はスポンサーだった、という陰謀説がまことしやかに流れていますが、おそらく、それは違うと思います。
ただ、日本サッカー協会(JFA)単独での判断だったとも思いません。
結果的に、JFAとスポンサー(おそらくKIRIN)が同じ考えに至ったのでしょう。
彼らは、”第二のカズ外し”を恐れて、ハリルホジッチ監督を解任したのだと思います。

1998年フランスW杯において、当時の岡田監督はカズ(三浦知良)を合宿地のスイスにまで連れて行っておきながら、W杯メンバーから外しました。
当時、日本サッカー界のエースでありアイコン(象徴)であったカズをW杯メンバーから外した影響は、非常に大きかったです。
いまだに、岡田監督はカズをW杯に出場させるべきだった、という意見の人が数多くいます。

私から見ると、当時のカズは既に衰えていて(もしくは調子を落としていて)、W杯での活躍は難しいと思っていたので、岡田監督がカズを外したことは適切な判断だと思っていました。
ですが、やはり、日本サッカー界のアイコン。
彼を外したことは、ものすごく色々な人を傷つけました。
それはファンやサポーターだけでなく、当時のJFAやスポンサーを含めてです。
だからこそ、いまだに「カズをフランスW杯に出場させるべきだった」と仰る人が多いのだと思います。

ですが、それほど、当時のいろいろな人を傷つけたのは、単にカズが外れたことだけが原因ではありません。
エースでありアイコンであるカズを外した第一次岡田ジャパンは、フランスW杯で3戦全敗。
グループステージ4位の惨敗で、W杯を去りました。
ですから、

「だから、カズを入れておけば、、、、、
 カズがいれば、グループステージを突破できた可能性は十分ある。
 仮にそれが難しくても、少なくともジャマイカには勝てたはずだよ!」

もしくは、

「どうせ負けるんだったら、それまで日本サッカーを引っ張ってきたカズを連れて行けよ!」

というようなことを思った人が、とても多かったようです。
私の知る限り、『カズを出場させるべきだった派』の大半は、どちらかの意見をお持ちでした。
私のように、
「結果的に全敗だったけど、少しでも勝つ確率を上げるためには、調子の悪いカズを外すのは止むをなかった」
みたいな意見の人はほとんどいません。

しかし、もし第一次岡田ジャパンがグループステージを突破していたら、どうでしょうか?
カズを外したことが、ここまでJFAやスポンサーやファンやサポーターの心を傷つけることは無かったのではないかと思います。
「岡田監督はやむを得ずカズを外したけど、その判断は正しかった。」
そう賞賛されたことでしょう。

ですが、そうはなりませんでした。
3戦全敗です。
だからこそ、JFAやスポンサーに所属した人たちの多くは、カズ外しに対して、身を切るような後悔の念を持っているのだと思います。
特に、いま、JFAやスポンサーの中心にいる人たちは、当時、30代~40代前半の人がほとんどです。
カズが日本サッカーを長く引っ張ってきたことを良く知っており、ドーハの悲劇も目の当たりにした年齢の人たちばかりでした。
ですから、自分たちが偉くなったとき、同じことを繰り返すのは絶対に嫌だ、と思ったことでしょう。

今回のハリル監督を巡る状況は、JFAとスポンサーに1998年の時のことを思い出させたに違いありません。
当時のカズに当たる今の選手は、もちろん、香川と本田(おそらく岡崎は入りません)です。

私が言うまでもなく、2人は代表と欧州のクラブシーンの両方で活躍することで、長く日本サッカーのアイコン(象徴)として君臨してきました。
昨季のJ1のリーグ優勝チームは知らない一般の方でも、香川と本田を知っている人は非常に多いと思います。

しかし、ハリル監督は香川と本田を重用しません。
彼ら2人が得意な戦術も採用する訳でも無ければ、起用の仕方も、非常に微妙。
中心選手という扱いでは無く、その他大勢の選手たちと同じフラットな扱いです。
全選手をとても公平な競争状態におき、日本代表というチーム(グループ)の全体最適を計ろうとしたとても健全な考え方だと思うのですが、一方で、彼らが日本サッカーのアイコン(象徴)である事は、無視した起用の仕方です。

ハリルは、彼ら2人をW杯本大会に招集するかどうかも怪しい上(選手の調子やチームへのフィット具合次第)、もし招集してもレギュラーで使うかどうか、非常に疑問な状況でした。
ハリルは、日本サッカーのアイコンである香川と本田をそのように扱ったのです。

そして、日本サッカーのアイコンをそのように扱う以上、その代わりとして、JFAとスポンサーは『ハリルジャパンには、圧倒的に強くあって欲しい』と思ったことでしょう。
ハリルジャパンには、強化試合であってもきっちり勝利し、誰にでも分かるような充実した内容を見せて欲しい。
ザックジャパンのように。
そうであれば、W杯本大会で勝てる期待が持てる。
それなら、アイコン2人を重用せずにフラットに扱うことも許容できるし、最終的にW杯に呼ばなくても納得できる。

「カズを外した上に、W杯で惨敗した時のようなことは、繰り返したくない。
 もう、自分が傷つくのも、ファンやサポーターを傷つけるのも嫌なんだ!」

JFAやスポンサーは、きっとそう思ったのでしょうね。
だからこそ、彼らはハリルを解任したのでしょう。

ハリルと一部の代表選手とのコミュニケーションに齟齬があり、また、ハリルが唱えるサッカーに付いていけない選手が多かったのも事実でしょう。
その結果、強化試合では、結果も(一見)内容もかんばしくない。

ですが、私は、ハリルはここからの2か月でチームを仕上げるタイプの監督だと思っていたし、これまでの内容も細部をつぶさに見れば、かなり期待できる部分も多々あったと思います。
「縦に速く」とか「デュエル」等といったキーワードばかりがスポーツ紙で踊っていますが、ハリルサッカーにとってそれらは全体の一部であって、本質でも何でもありません。
日本サッカーではそういうことを言う監督はほとんどおらず、単に物珍しいから、マスコミがそういうキーワードを取り上げているだけで、そういった処に拘泥していると、ハリルサッカーの本質は理解し切れないでしょう。
そして、どんなプロの仕事も、本質は細部に宿ります。
その細部を理解することは、ほんの一部の人にしかできない。

ですから、JFAもスポンサーも、その細部を理解できなかったのだと思います。
特に、西野前技術委員長は、監督時代から守備への造詣は浅く、かつガラパゴス化したサッカーが得意な方でした。
外国語も話せないため、たびたび欧州に渡って世界の最新情報を集めるわけでもない。
もちろん、欧州にコネもない。
だから、世界最先端のサッカー事情を把握することもできない。
それは、神戸時代や名古屋時代のサッカーを見ても明らかです。
彼は、サークルディフェンスや5ライン理論といった欧州最先端(と言うか、既にこれも古びつつあるけど)の戦術論を理解しているのでしょうか?
欧州では、監督は『守備しやすい攻撃、攻撃しやすい守備』をどう構築するかが、チームの実力を大きく左右する時代になっています。
その時代に乗り遅れた象徴的な監督が、ベンゲル監督です。
だからこそ、アーセナルは、少なくともリーグ戦ではCL出場権を2年連続で逃す事態になっているのです(まだELに優勝してCL出場権を確保する可能性はありますが)。

結局、JFAもスポンサーもハリルサッカーを理解できず、だからこそ、単なる強化試合で「自分たちにも理解できる分かりやすい結果と内容」を求めた。
ですが、日本人選手たちの現在の実力では、ハリルはそんな「分かりやすい結果と内容」を提供することが出来ませんでした。
いや、ハリルは単なる強化試合で「分かりやすい結果と内容」を提供することが、W杯本大会でマイナスになるとさえ思っていたはずです。
ザッケローニ監督は、強化試合で「分かりやすい結果と内容」を提供してしまったために、戦術を分析されまくって負けたというのにね。

いずれにしろ、20年前の「カズ外し」をいまだに感情的に引きずっているようなJFAとスポンサーでは、日本代表がW杯で勝てるはずもありません。
当時と比べ、サッカーの戦術は大きく変わってしまいましたし、さらには情報収集・分析力は格段に上がりました。
ボードに駒を配置して戦術を説明するような静的な戦術指南は、もう欧州最先端では時代遅れになっており、動画での動的な戦術分析と戦術指南が当たり前になっています。

哀しいかな、JFAとスポンサーは、最新のサッカーを理解できず、もう20年前のことになる「カズ外し」に心を囚われてハリルを解任したのだろうと思います。
そのような体たらくでは、W杯でグループステージを突破することは、至難の業でしょう。
(前記事からの続き)
1回目のオフ会が楽しかった俺は、そのチャットのメンバーで時々オフ会を企画するようになった。
20名前後のオフ会。
20代~30代前半と結構年齢も幅が広く、黎明期にネットに手を出すような人たちだから、個性的な人が多かった。
ラジオのDJ兼、CM音楽のクリエーター男子。
自衛隊の武道大好き男子。
居酒屋バイトの江戸っ子女子。
人の良さそうなご夫婦。
芸術系の大学に通ってる男子。

いい人がほとんどだったけど、ヤバい人も来る可能性があったから、メンバー選びは相当考えた。
3割くらいとは言っても、女性も来るので。

頑張って考えたのがうまく行ったのか、だいたいのオフ会は楽しかったし、成功したと思う。

でも、1回、メンバー選びに失敗した。
現役東大生の男子で、勉強ばっかりし過ぎていたために、異性とのコミュニケーションの取り方を知らない人をオフ会に呼んでしまった。
オフ会では、女性がいることに興奮して、女性にばかり話しかけて下ネタを言う、という相当ヘンな人だった。
当時、俺には東大出身の知り合いが数人いたけど、こんな人は初めてだった。

と言うことで、オフ会ではこの人と付きっ切りで話をして、他の人への迷惑を最小限に抑えた。
その後は、二度とオフ会に呼ばなかった。
やっぱ、ネットは怖いと言うのを再認識した。

で、オフ会で何回か会ったりしてると、結構仲良くなる。
私はオフ会幹事をやっていて携帯の電話番号をみんなに伝えていたので、いつしか仲良くなった人たちから、深夜にいっぱい電話がかかってくるようになった笑

「・・・で悩んでるんだけど、相談に乗って欲しい」
「チャットで知り合った●●さんのことが好きになっちゃったかも。。。」

ん?
えーと、なんで俺にその話をするの?

と思ってたけど笑、恋愛話も恋愛以外の話もやたらと相談された。
若かったし、人見知りで人生経験も浅く、悩み相談に乗れるような人では無かったんだけど、深夜に電話をもらっても何時間でも話を聞くタイプではあったからだと思う。

そのうち、俺のことを「兄貴」と呼ぶ学生男子や「おにいちゃん」と呼ぶ社会人女子まで現れた。

オフ会を何回かやってるうち、何となくリアルで仲良くなった男女たちがいて、「ちょっと気になる」みたいな話も聞いてたんだよね。
じゃあ、もうちょっと人数絞って4~5人で飲みに行ってみるか、みたいな企画をやってみた。
そうすると、お互い「ちょっと気になる」と言っていた2人が付き合い始めた、、、
おぉ、ネットで知り合って付き合うか。
本当にこんなことあるんだな。なんか、すげぇ。

そうすると、その2人が「兄貴」「おにいちゃん」と呼び始めた笑
うれしかったけど、俺、飲み会開いただけやん。たいしたことしてない笑。
その後も、その2人とは結構遊びに行った。
鍋パやったりして楽しかった。

もう1人、俺のことを「おにいちゃん」と呼ぶ社会人女子もいた。
この子はサバサバ系で、チャットで話してても、

女子「こんど海行くから水着買うんだけど、ワンピースとビキニとどっちがえーかなー?」
俺 「そこは、やっぱビキニやろ」
女子「でも、もう20代半ばやよ?」
俺 「ぜんぜん大丈夫。世界中の男子のためにビキニにしといて。俺は見れんけどね笑」
女子「わかったー、世界のためにビキニいっとくわ!」

みたいな人だった。
相当、おもしろかった。

で、そのうち携帯電話の番号も交換して話をしてると、実は住んでる場所が隣駅ということが判明。
マジか。そんなことあるんか。
まだ顔見たこともなかったけど、「そのうち、呑みに行こうね」とかは言ってた。

そんなこんなで、電話で話すようになって数か月たった。
一度、オフ会でも顔を合わせた。
チャットで話したのと同じで、サバサバ系でとてもいい感じの人だった。

ある日、その子と電話で話してると、パソコンがおかしくなってネットに接続できなくなった、と言ってきた。
とても困っていた。
当時はネットに詳しい人って少なかったので、周りに相談してもラチがあかなかったみたい。
「じゃあ、俺、家に行って見てみようか? 仕事がら、それなりに分かるし」
と勇気を出して言ってみた。
一人暮らしだとヤバいけど、ご家族と一緒に住んでるとのことだったので、まぁギリギリ大丈夫かな、と。
でも、相当勇気を要ったよ笑
その子は、かなり迷ってたけど、やっぱり困っていたので、「じゃあ、お願い」と。

ということで、週末にその子の家を訪問。
その子のおかあさんには、かなり変な目で見られたので(そらそーだ笑)、会社の名刺を持って行って渡した。
めちゃくちゃ緊張した笑。

パソコンのトラブルは、まぁ何とか解決。
その子には、とても感謝された。
で、翌日から俺は「おにいちゃん」と呼ばれるようになった笑。

これがチャットで知り合った人たちの中で評判になり、ネットのトラブルがあると、その人の家に行って直す、ということを何回かやった。
ほんと、みんなよく家に入れてくれるなぁ、と感動した。

その子とは、さらに仲良くなって、住んでる場所が近かったこともあり、ときどき遊びにいった。
数人のこともあったし、2人のこともあった。
楽しかった。

数年後、その子は結婚したんだけど、結婚式の2次会にまで呼んでくれたんだよね。
これは、本当にうれしかった。
チャットで知り合った人は俺含めて3人くらい呼ばれたんだけど、親戚への紹介はちょっと苦しんでた笑
その子は結婚して遠くに行ってしまったし、俺も転勤があったりしたため、縁は切れてしまったけど、とてもいい思い出。
1990年代の後半、突然、インターネットが流行り始めたんですよね。
その頃、俺は社会人になりたてで、インターネットと少し関係のある仕事をしていたこともあって、インターネットにのめり込んだ。
仕事も忙しかったのに、深夜まで電話回線を使ってダイヤルアップでインターネットをしていた。
「ダイヤルアップ」なんて言葉は、いまはもう使わないよね。
だから、その響きが、本当になつかしい。
いまはスマホやらブロードバンド、光回線がふつうだもんね。

その頃の俺は、インターネットの文化を理解して、それを仕事に生かそう、みたいな青くさいことを考えて、趣味と実益を兼ねるつもりでネットをやっていた。
20代で体力があったからできたんだろうな。
実際、仕事でも役にたった。
でも、プライベートでの方がさらにおもしろく、興味深かった。

その頃、ネット経由で出会った人たちのことを少し書こうと思う。
とても興味深くて、特徴のある人たちにいっぱい出会ったから。
ちなみに、女性も何人か出てくるけど、結婚前のことなので許してね笑


①オフ会を開く

当時、ネットが流行っていたとは言っても、TwitterもインスタもFacebookも、SNSみたいなものは全くなかった。
だから、ネットで知り合った人たちがコミュニケーションを取るのは、もっぱらWebチャット。
いまも少しは残っているのかな?
個人がチャットを開いて、それをいろんな人が検索して見つけて集まる、みたいな感じだった。

この頃、チャットで話してるのは、大半が首都圏か大阪近辺の人たちだった。
やっぱり、ネットって新しいものだから、都会の人の方が受け入れやすかったんだと思う。

で、深夜にだらだらと色んなことをチャットで話してると、やっぱり人間だから、相手に興味を持ち出す。
そして、話してると、ある程度は人間性も見えてくる。
「そのうち、一緒に呑みに行こうやぁーー」みたいなことをよくチャットで言っていた。
だけど、みんな怖いから、なかなか実現しない。

当時は携帯電話がプアで、まだ写真を送るのは難しかったから、相手の顔も分からなかった。
そもそも、携帯電話の番号を、顔も見たことのない人に送るのも、怖い。
パスワードで鍵を掛ける個室チャットで、携帯電話の番号をやり取りして(同性同士でも)、電話で話してみて「あ、ちゃんとした人だ」みたいな確認をしてた。

その頃、俺は自分自身が内向的で、コミュニケーションも下手で、人見知りだったのを悩んでいて、でも社会人になったんだから少しはそういうのを改善したいと思ってた。
だから、チャットで話してる人たちが「いつか呑みに行けたらいいね!」みたいなことを何度も繰り返して言ってるのを見て、「あー、なんか、ここは社会人の俺が頑張らないといかんのじゃなかろーか」みたいなことを思った。
俺が行っていたチャットは、半分が学生で半分が社会人だったから。

ということで、人見知りの自分が、無謀にもオフ会の幹事を買って出た。
いまでも覚えてるけど、新宿の小田急百貨店の屋上のビアガーデン。夏でした。
総勢20名以上が集まって(男子7割、女子3割)、楽しかった。
メンバーは厳選したので、個性的ではあっても、みんなマナーはきちんとした人ばかりだったな。

自分自身も楽しかったけど、参加したみんなからも「楽しかった!」という声が多くて、本当にうれしかった。
初めての「オフ会」でした。

ここから、私はオフ会の幹事マニアになっていくのです笑

(続く)

日本代表のマリ戦から1日が過ぎて、様々な日本人解説者から色んな論評が出てきていますが、結構、さみしい分析が多いです。
この試合、日本代表が良くなかったこと自体は私も賛成なのですが、その分析がちょっと、、、、
特に、元鹿島アントラーズの岩政氏の評論にはガッカリしてしまいました。

『【岩政大樹】攻守ともにぶつ切りのハリルジャパンは”同じ画”を描けていない』
http://www.soccerdigestweb.com/news/detail/id=37657

この記事は、素直すぎる内容となっています。
マリーシアを知らない日本人ならでは、という感じです。
岩政は、Jリーグでは屈指のCBだったかもしれませんが、W杯本大会でプレーした経験がないからでしょうか、、、?

W杯本大会では、『相手の長所を出させないようにしながら、相手の弱点を突く』という戦いが基本です。
自らの長所を出すことも重要ですが、それは相手との相対関係を考えながら出すものです。
それが心の底から分かっていたら、

> 傾向としてあったのは、立ち上がりの成功体験もあってか、チームの方針もあってか、センターバックからの長いボールで相手の背後やサイドをつく攻撃でした。
>しかし、長いボールというのは相手も間延びする代わりに味方も間延びします。それぞれの距離感が遠くなるので、身体能力の差がモロに見える展開になってしまいました。


というような記事は、書かないと思うんですよね。

戦術的に考えた場合、日本もマリも両方ともがコンパクトな陣形を取った場合、有利なのはマリです。
なぜなら、密集地帯では、身体が大きい方が有利だからです。
足元の巧いチームが、フィジカルごりごりのチームに対して、ボールを保持して攻めまくっても点を取れないケースはよく見ますよね。
そして、カウンターで沈む。

身体が大きくてパワーに優れた壁が並ぶと、対戦相手に足元がいくらあっても、クイックネスがいくら優れていても、スペースが無さすぎてそれを生かせません。
ですから、ハリルジャパンは、日本はコンパクトさを保ちつつ、マリを間延びさせようとする戦術を採用しました。
それが、最終ラインからのロングボールです(ただし、放り込みではない)。

序盤はコンパクトだったマリの陣形も、このロングボールで間延びしていきます。

ですが、相手を間延びさせることを狙っていたのは、日本だけではありません。
マリも、日本を間延びさせようと狙っていました。
フィジカルを生かしてボールを奪うと、すぐに長めのボールを出して、日本代表の裏を狙ってきています。
その結果、序盤はコンパクトだった日本代表が少しずつルーズになっていきます。

結局、前半20分以降は、お互いの策が奏功して、両チームともコンパクトさが失われた戦いになりました。
このように、日本がいくらコンパクトさを保ちたいと思っても、対戦相手はそう簡単には許してくれません。

2014ブラジルW杯のスペイン代表を思い出して欲しいと思います。
2008年ユーロ、2010年W杯、2012年ユーロの3大会に連続優勝したスペイン代表は、2014年ブラジルW杯でも優勝候補の本命と見られていました。
ですが、グループステージの初戦で対戦したオランダ代表は、スペイン代表のコンパクトな陣形を間延びさせるために、徹底した裏狙いとロングボールを活用。
これにより、スペイン代表はコンパクトさを維持することができずに、前半終了間際から崩れ始め、最終的には1-5という大差でオランダ代表に負けを喫しました。
この大会、スペインの勝ち疲れによるメンタルの喪失や、フィジカルコンディションのマネージメントの失敗を指摘する解説者が多くいましたが(それらも正しい指摘の1つでしょう)、私には、対戦相手が必死にスペインの長所を消しに来たところ、その作戦が上手くハマった、という面が大きかったように見えました。

以上のように、W杯は対戦相手が存在する戦いである以上、日本代表の長所がいつも出せるとは限りません。
日本人解説者のみなさんには、そういう処を踏まえた上で解説をお願いしたいなぁ、と思います。