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負けた。
完敗でしたね。

それにしても驚きました。
ザックジャパンが、ほとんど得意な形からシュートに持ち込めなかったことに。
まさかのまさか、です。
想像だにしない展開でした。
コートジボワールが良かったことを差し引いても、もっと攻撃できたはず。

直前の強化試合の2試合で前半に先制されたことが、悪い方に出てしまいましたね。
失点したくない、という気持ちが先に立っていました。

前半から中盤でバランスを取って守備をしていましたが、それ自体は
問題ないと思います。
NHKの解説では、福西や岡田前監督が前半から「前から守備に行け」と言って
いましたが、蒸し暑い気候を考えると、必ずしもそれが良かったとは限らない。

ですが、ボールを奪った後にリスクの負い方が甘かった。
一斉に「攻めるぞ!」という感じがなかったです。
いつもの日本なら、怒涛のように相手ゴール前に殺到するはずですが、
それがなかった。
安全に安全にボールを回そうとして、逆にコートジボワールにボールを
奪われてました。

その結果、前半からコートジボワールが攻めて、日本が守る形に。

ただ、日本の守備は良かったです。
前半は12本のシュートを打たれましたが、そんなに危険ではありませんでした。
サイドからのクロスに対しても、ゴール前で森重と吉田がきっちり潰してました。

強いて言えば、長友の守備はあまり良くなかったです。
抜きに掛かる相手との1対1守備は良かったのですが、ボールを早めに入れてくる
ケースでは反応やポジショニングが遅く、いいクロスを入れさせていました。
内田の守備が非常に良かっただけに、気になりましたね。

前半で一番ヤバかったのは、ボカのロングシュートですが、これは川島が
きっちりとセーブ。
このシュートは凄かった。
2010年W杯のオランダ戦で、スナイデルが見せたロングシュートを思い出しました。
あの時は、川島が弾き出せずにゴールされましたね。
今回は、無回転シュートではなかったのが幸いしました。

日本の選手だったら、あの距離からシュートを打ったら絶対に吹かすんですが、
さすがコートジボワールです。

というわけで、前半の日本の守備は悪くなかったです。

が、それは木を見て森を見ない考え方とも言えます。
攻撃が長所のザックジャパンが、守りに守る展開。

本田の先制点は素晴らしかったです。
時間帯も最高でした。
普通なら、その後も勢いに乗って攻撃する流れでしょう。

なのに、どこでボタンを掛け違ってしまったのか。
失点したくない、という意識があまりにも強く刷り込まれていたように
見えました。

そして、何より辛かったのが、香川の攻撃面での不調です。
本田の調子が、強化試合を通して少しずつ上がっていましたが、この試合の
香川は非常に良くありませんでした。
強化試合3試合を通じ良かったのに、なぜこのタイミングで調子を落として
しまったんでしょうか。。。

そして、前半に守りに守った影響が、ジワジワと日本をむしばみます。
後半の日本は、足が止まり、身体のキレがなくなっていました。
キュッキュッと音がしそうなクイックネスを見せながら、細かいパス回しを
するのがザックジャパンの特長なのですが、選手の身体のキレが
なくて、それができない。
細かいパスミスも増えてきました。

コートジボワールは、前半30分ごろから足が止まりかけていたのですが、
後半はなぜか復活。
理由は、ちょっと分かりません。
プレースタイル的に、あまりクイックネスを必要としないからかな?

後半も相変わらず、コートジボワールが攻めて日本が攻める展開です。
コートジボワールの攻撃はいいですが、日本の守備も堅く、こう着状態に
陥ります。
ザックは、後半9分に遠藤を入れて攻撃のスイッチを入れようとしますが、
不発。
遠藤自身、そんなに走るタイプでないことと、周りのクイックネスが落ちて
走れていないので、パスがあまり回らない。
こう着状態が続きます。

なまじリードしているだけに、リスクを負いきれない日本。

後半17分。
0-1で負けているコートジボワールは、最終兵器ドログバを投入します。
Twitterでは「RPGのラスボスみたいだ」と評した人がいましたが、言い得て妙。

コートジボワールのラムーシ監督は、本当に的確な采配をしますね。

この蒸し暑い気候の中でドログバが先発していたら、おそらく最後まで
走り切れなかったでしょう。
だからこそ、ボニーを先発させた。

そして、負けているので、MFを削ってドログバ投入。
残り30分を切っているので、いくらドログバでも走り切れる。

そう読み切った上でのドログバ投入です。

しかも、ドログバが入ったことで4トップになり、その選手たちをマークせざるを
得なくなり、日本のラインが押し下げられます。
これにより後ろにスペースが出来たため、ボールを回して、フリーで右SBの
オーリエがクロスを入れられるようになりました。

あまりにも的確な采配です。

フリーで上げたので、オーリエの右クロスは本当に正確でした。
特に、1点目のクロスは素晴らしかった。
森重と吉田がボニーをマークしていたのに、その間をきちんと抜く
速くて低いクロス。
完璧だったと思います。

2点目は、オーリエのクロスも良かったですが、長友のマークミスが痛恨でした。
なぜか、ジェルビーニョがフリーでヘディングシュート。
そりゃ入るよ。

前半から気になっていましたが、長友はボールを持った相手との1対1守備は
強いです。
が、スペース管理に問題があるので、ポジショニングミスやマークミスを良くします。
この試合は、長友の欠点がモロに出てしまいました。

この2点目は、致命的でしたね。

結局、ドログバが投入されて、たった4分で2点を入れられました。
あっと言う間の逆転劇。
ドログバ投入が流れを変えました。

ドログバの存在感は、本当に凄かったです。
長友と1対1をやっても、ボールを奪われないしね。

ザッケローニ監督は、大久保を入れて流れを変えようとするも、変わらず。
逆転された以上、リスクを冒して前からボールを奪いに行くしかないのに、
守備が連動しません。
過去の試合で連動して奪えないことは多々ありましたが、連動しないなんて、、、
一体どうなってるんだ?
初めてに近い経験です。
足が止まっています。
あれほど暑熱対策をやったのに。

後半41分に香川に代えて柿谷投入。
この判断は遅かったですね。
足が止まっているんだから、もっと早く。
遅くても、後半30分には投入すべきでした。

ロスタイムに入るか入らないかのタイミングで、日本はコートジボワールの
ゴール前に殺到します。
この試合、初めての日本らしい攻撃。
コートジボワールも必死で守ります。
オーバーヘッド(バイシクル)で浮き球を蹴ろうとするコートジボワール。
そこにヘディングで競る岡崎。

「あ!」
私は声を上げました。ペナルティエリア内で、岡崎の頭がコートジボワールの選手に
蹴られたように見えました。
「PKだ!」

が。
審判は取りません。ファウルなし。

テレビは遠目からのカメラ映像だったので、厳密にはPKだったかどうかは分かりません。
ですが、そう見えました。
その後、リプレイも無かったので、正しい判定だったのか誤審だったのかは
分からずじまい。

うーん、モヤモヤする。。。。

その後、コートジボワールは上手く時間を使って試合終了。
1-2で日本は負けました。

ガッカリ。
攻めて負けるならともかく、守って負けたんじゃ気持ちの持っていきようが
ないです。

試合後、NHKの現地解説をしていた中田英寿がのような主旨のことを
言っていました。

「日本の選手たちには、W杯で何をしたいと思っていたのか、もう一度
 思い出してもらいたい。
 何をしたかったのか。
 今日は、したいことが何もできてなかったように見えました」


厳しい、そして淋しそうな顔で中田はそう言っていました。

私も、そう思います。
攻撃的なサッカー。それがザックジャパンの長所であり、キーワード
だったはずです。
次のギリシャ戦では、攻めて攻めて攻めまくってください。
そして、勝つだけでなく、得失点差を稼いでください。

可能性は低いけれど、コートジボワールがコロンビアを倒すことだって
考えられないわけではありません。
そうなれば、十分、日本だってグループリーグを突破できるチャンスが
あります。

頑張れ、日本。頑張れ、ザックジャパン!

■追記
両チームの右SB(オーリエと内田)は、両方ともアーセナルが獲得する候補だ、と
いう噂が欧州マスコミに流れています。
クロスの質だけはオーリエの方が良かったですが、オーリエはマークが付くと
攻撃の質が落ちます。
また、守備もそんなに良くない。
一方、内田は完璧な守備と機を見た前線への上がり、クロスもまぁまぁ、
上がってシュートまで行ける、という点で、アーセナルには合っているように
見えました。
この2人だったら、内田の方がアーセナルに欲しいなぁ。。。
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