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チェンバレンは2011-12シーズンにアーセナルに加入した
才能豊かな若手選手です。
当時は18歳で、テクニックもスピードもシュート能力も若手選手と
しては最高でした。
こんな良い選手がアーセナルに加入するなんて!、と夢心地だった
ことを覚えています。

それから、2年半が過ぎました。
いまのチェンバレンの状況は、あまり芳しく(かんばしく)ありません。

最初のシーズン(2011-12)、彼はサイドMFとしてウォルコットの
バックアッパーのような使われ方をしていました。
ウォルコットほどではないですがスピードもあるし、ドリブル技術は
ウォルコットに勝るとも劣らないほどだったからです。
いつもいつも相手を抜けたわけではありませんが、かなりの割合で
相手を抜き去り、チャンスを作りました。
18歳の選手のデビューシーズンとしては、上々だったと思います。

「そうか、彼の本職はサイドなんだ」

そう思った方は多かったでしょう。
私もそう思いました。

当時、アーセナルには優れたサイドアタッカーは少なく、右サイドは
ウォルコットだけの状況でしたから(ロシツキやラムジーはサイドMFも
できますが、サイドアタッカーとは違う特徴の選手です)、チェンバ
レンのパフォーマンスには明るい未来を感じました。

もう少し慣れてくれば、チェンバレンは大ブレークするだろう。
そう感じたものでした。

ですが、翌2012-13シーズン。
チェンバレンは、微妙に不調に陥ります。
まったく駄目ではないのですが、サイドアタッカーとしてはパフォー
マンスが落ちました。
サイドで相手選手を抜けなくなったのです。

より正確に言えば、全く抜けないわけではないものの、その前の
シーズンと比べて相手選手を抜くことができる確率が下がりました。

なぜ?

理由は定かではないのですが、おそらくスピードが落ちたからだと
思います。
チェンバレンはいまだ成長期で、前年よりも少し筋肉が付いたようでした。
その結果、クイックネスや縦へのスピードが落ちた、というのが私の
見立てです。
(違う分析をする方もいらっしゃると思います)

いずれにしても、デビューシーズンと比べて、チェンバレンのインパクトは
薄くなりました。

もちろん、下手なわけではありません。
ゴール近くで他の選手と上手くパスを交換してチャンスメイクをした試合も
ありました。
ですが、やっぱり、なんだかちょっと、、、的な感じ。
チェンバレンの豊かな才能に対して、実際のパフォーマンスが付いて来て
ないようなイメージだったのです。

ベンゲル監督は、そのシーズンの後半、チェンバレンをボランチ(CMF)
として起用するようになります。
チーム事情もありましたが、おそらく、チェンバレンにサイドMFは合って
ないと判断したのでしょう。
この判断は正しかったと思います。
ベンゲル監督は欠点の多い監督ですが、こういった処は素晴らしいと思いますね。
チェンバレンは、ボランチとしてそこそこのパフォーマンスを見せました。
ぴったりハマったとは言えないのですが、そんなに悪くない。

とは言っても、持っている才能を考えると、ボランチでのパフォーマンスも
満足できるレベルだとまでは言えなかったです。

そして、今シーズン(2013-14)は、リーグ戦初戦でケガをして、長期離脱
しました。
5か月が過ぎ、やっと復帰したところです。

いま、チェンバレンは20歳です。
まだまだ若手ではありますが、そろそろ自分の主戦場(ポジション)を
決め始めなければいけない時期です。
ボランチなのかサイドMFなのか、別のポジションなのか。
彼は基本技術はしっかりしているし、身体も、20歳にしてはできていると
思います。
ですが、これといった特徴がない。

ロシツキのようなファンタジー、ウォルコットのようなスピード、
ウィルシャーのようなドリブルとパス、ラムジーのような運動量と
タックル能力、アルテタのような長短のパスを散らすスキル、ジルーの
ような身体の大きさとポストプレー。
そういった特徴がが、いまは見当たらないのです。
チェンバレンは大きな才能の塊であるにも関わらず、万能型であるゆえに
突出した能力が見つからない。

このままでは、便利屋に終わってしまうのでは。
個人的には、そういう危機感を覚えます。

例えば、ボランチを主戦場にしたとしても、フラミニのような守備専
ボランチにはならないでしょうから、チェンバレンが競う相手は
ラムジー、アルテタ、ウィルシャーです。
この3人はそれぞれ明確な特徴を持っているため、、チェンバレンの
序列はどうしても4番目になると思います。
アルテタは年齢が高く、もう2~3年もしたらパフォーマンスが
落ち始める可能性がありますが、ラムジーとウィルシャーに関しては、
それはありません。
いまのままでは、チェンバレンがボランチとしてレギュラーに定着する
のは、かなり厳しい。

それは、右サイドMFとしても同じです。
ウォルコットがいて、ロシツキがいて、グナブリーがいます。
グナブリーは若いですが、チェンバレン以上にサイドアタッカーの適性が
あります。
さらに言えば、ラムジーも右サイドはできますね。
たぶん、チェンバレンの序列は4~5番目で、ラムジーと争っている状況
だと思います。

こうなると、交代で試合に出るのさえ難しい状況です。
20歳の伸び盛りの選手が試合に出られないのは、成長を阻害するという
点では百害あって一利なし、と言えるでしょう。

ですから、チェンバレンは、早く自分の特徴を見つける必要があります。
このままでは、ずっと序列の低い選手として、控えから脱することが
できないでしょう。
特に、ベンゲル監督はローテーションが下手ですから。
モウリーニョやファーガソンだったら、別なんでしょうけど。

チェンバレンは、ラムジーやウィルシャーと同等レベルの才能を持つ
選手です。
そして、性格的にもふざけたり楽しく振る舞って、周囲を明るくしてくれます。
そんな選手が、なかなか成長する機会を得られていないのは、本当に
もったいないです。

特に答えがあるわけではないのですが、ぜひチェンバレンには、何らかの
ブレイクスルーを実現して、大きく成長して欲しいと思ってます。
応援してるぞ、チェンバレン!
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