上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
私はアーセナルファンなので、正直、マンUで香川に活躍されては
とても困るのですが、キャッチーな話題なので少し絡んでみます。

モイーズ監督が左サイドMFとしてヤヌザイ(18歳)を起用して、香川を起用しないので、
色々と話題になっています。
昨日の第7節で、初先発のヤヌザイが2ゴールを決めたので、よけいにそういう話題が
沸騰してる感じ。
モイーズの中の優先順位は、ヤヌザイ>ヤング>香川なのか?みたいな。

うーん、そういう考え方でいいのかな?
ちょっと疑問です。

ポイントは、モイーズ監督が採用する4-4-1-1というフォーメーション。
ファーガソン監督は4-2-3-1と4-4-1-1を併用していましたが、モイーズ監督は
ほぼ4-4-1-1で固定しています。
この4-4-1-1には、トップ下のポジションがありません。

つまり、香川が自分の特徴を生かせるポジションは、4-4-[1]-1のセカンド
トップ(セカンドストライカー)の位置だけということになります。

もともと、4-2-3-1と4-4-1-1の左サイドでは役割が違っていて、4-4-1-1の
左サイドはライン際に張ることが重要です。
4-4-1-1は、サイドアタックを掛けることを主眼に置いたフォーメーション
だからです。
パスを回して崩すことをイメージするなら、中盤の人数が多い4-2-3-1の方が
良いのですが。

もちろん、フォーメーション論には様々な例外があるのですが、モイーズ監督の
場合、当面はごくオーソドックスに4-4-1-1を運用して、サイド攻撃を仕掛け
たいと思っているようです。

そうなると、サイドに張って単独で(もしくはSBと2人で)縦に突破する
のは、香川の得意とするところではありません。
なのに、香川はそのポジションで勝負するべきなのでしょうか?

否。私は、そうは思いません。

香川は、セカンドトップのポジションを奪いに行くべきだと思います。
ですから、香川のライバルはヤヌザイやヤングではなくて、セカンドトップに
君臨するルーニーです。

要は、ルーニーに喧嘩を売れ、という話です。

そんな莫迦な、とおっしゃる方もいらっしゃるでしょうが、香川がドルトムントから
マンUに移籍すると聞いた際に、
「香川はルーニーのポジションを奪いにいくんだな」
という風に解釈していました。

理由は簡単で、
・ファーガソン監督は、香川がマンUに新風を吹き込むことを期待している。
 でも、サイド攻撃を捨てる気はない。
 なぜなら、マンUにはユース世代からベテランまでサイド攻撃を得意とする選手が
 山ほどいる。
 香川1人と引き換えに、10人をゆうに超える選手を捨てられるはずがない。
 ユース世代には、ファーガソンが手塩にかけて育ててる選手もいるのに。

・マンUのフォーメーションは基本的に4-4-1-1(いまのモイーズと同じ)。
 サイド攻撃を捨てないのなら、真ん中で攻撃的にプレーするMFは、4-4-[1]-1の
 1人で良い。
 だから、ルーニーと香川の共存をイメージしている人がいるが、それは難しい。
 ファーガソンはターンオーバーを好むので、時には一緒にプレーすることもある
 だろうが、逆に言えば、常に一緒にプレーすることを前提とした戦術は
 取らないはず。

・この頃のマンUの最大の問題は、ルーニーが欠場した際、サイド攻撃しか
 できないことだった。ルーニーがいないと攻撃パターンが少なくなる。
 ルーニーがいなくても、サイド攻撃を基本としたまま、オプションで
 真ん中からも攻撃できるような選手が必要だった。

「CL決勝戦でバルセロナに完敗して、ファーガソンはパスサッカーを
 志向し始めた」
とまことしやかに言う人が多いが、それはマスコミが
 新聞や雑誌を売るために作り上げた勝手なストーリー。特に、日本の
 マスコミがスタイルの合わなさそうなマンUが香川を獲得した理由を
 後付けするために作った。
 実は、ファーガソンはそんなことを言ったことはないし、CL決勝のマンUは、
 中央をパスで崩して点を取った(ルーニーがいたので)。


こんな風に考えていたからです。
つまり、結局は、ルーニーと香川のどちらかレギュラーっぽくなり、もう1人が
サブっぽくなる。
ファーガソンはターンオーバーの名手ですから、どちらかが完全レギュラーと
いうことはないでしょうが。

ですから、香川が主要な試合に出るためには、ルーニーを凌駕することが
必要だと思っていました。
世界で8本の指に入るビッグクラブで活躍しようとするのであれば、
そこに君臨するとんてもない能力のレギュラーを上回る必要がある。
マンUは、それだけの格も実力も備えたビッグクラブ中のビッグクラブ
なのですから。

ちなみに、香川がマンUに来る前のシーズン(2011-12)のルーニーは、
セカンドトップとしてリーグで27得点。
ファン・ペルシーに続いてプレミアリーグの準得点王でしたね。
同じシーズン、香川はドルトムントで13得点でした。

ですから、「香川はとんでもない勝負に挑むんだな、勇気あるな」と
思っていました。

ただ、実際には、ファーガソン監督は4-2-3-1と4-4-2を併用してみたり、
ルーニーと一緒に起用してみたり、と香川にとってマイルドな戦い方を
採用しました。
ですから、ルーニーとのレギュラー争いはあまり表面化しませんでしたね。
そのぶん、左サイドで起用されるケースが多かったですが。

しかし、モイーズはどうやらガチガチの4-4-1-1派。と言うかサイド攻撃派。
つまりは、香川がマンUに移籍してくる前の状態に戻ったというわけです。

ですから、香川も初心に戻って、ルーニー以上の成績を収めてルーニーを
サブメンバーに追いやるように頑張るのがいいんじゃないでしょうか。

マンUにはリーグ戦とCL以外にも、カップ戦が2つあります。
チャンスは、まだまだたくさんあると思います。

カップ戦でも良いので、香川が1試合1ゴールのペースで点を決めれば、
モイーズ監督も無視はできなくなるはずです。
そうすれば、ケガで調子を取り戻し切っていないルーニーを上回る信頼を
得ることも不可能ではないでしょう。

ルーニーを上回るのなんて無理だ!と仰る方もいるかもしれませんが、
そういう方に私が贈るのは、某漫画の例の台詞です。

『諦めたら、そこで試合終了ですよ』

ただ、本当はそうなったらそうなったで、困るんですけどね。
ルーニー以上のセカンドトップがマンUに現れたら、アーセナルのリーグ優勝は
非常に厳しくなりますから。


<追記>
ちなみに、あっちで香川のことを書くと荒れるので、こっちで書いてみました。
こっちでも荒れるのかな~。
現状の香川を肯定する意見を書かないと、すぐ叩く人多いですし。
スポンサーサイト
Secret

TrackBackURL
→http://mostovoi10.blog77.fc2.com/tb.php/670-9b7c1bcc
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。