上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
遠藤の前に人はおらず、遠藤の後にも人はいない。

私は、そう思っています。
ぶっちゃけ言って、個人的に遠藤は好きなタイプの選手ではありませんが、
一方で遠藤は日本でオンリーワンの選手だとも思っています。

現在の日本代表、いわゆるザックジャパンはボランチのレギュラーに遠藤を
据えています。
遠藤をボランチに据えるリスクは、一部では代表発足時から心配されていました。
なぜなら、ブラジルW杯のときには、遠藤は34歳になっているからです。

一般的に、ボランチの運動量は非常に多くなるのが常であり、スタミナ切れや
走力(ダッシュスピード)が落ちると、チームを危機にさらしかねないポジションです。
34歳の遠藤が身体能力(持久力)を保てるのか?
それが大きなリスクだと思われていました。

そして、いま、それが現実になりつつあります。

きっかけはガンバ大阪のJ2陥落です。
ザッケローニ監督が就任した時、まさかブラジルW杯の前年にガンバがJ2に落ちることなど
誰も想像していなかったでしょう。
ですが、J2に落ちました。

J2におけるガンバの実力は圧倒的であり、3月こそ苦しみましたが、その後は順調に勝ち星を
重ねてJ2の1位をひた走っています。
その中で、遠藤の存在は別格です。
遠藤がいるからこそ、ガンバはJ2で1位をひた走っていると言っていいでしょう。

しかし、残念ながら、J2はぬるま湯です。
熱い湯であれば慣れることはありませんが、ぬるま湯に浸かっていると、いつの間にか
その湯に慣れてしまう。

今季、J2でプレーする遠藤は、知らず知らずのうちにパフォーマンスを落としているように
思います。
J1だったら通らないパスがJ2では通り、J1だったら守備でケアすべきゾーンでも
J2ではケアする必要が無い、と言ったことが度々発生しているからです。
たぶん、遠藤本人は意識していないでしょうけど。

いま、遠藤は33歳。
本能的にラクなプレーに走ってしまうのは、しようがないとも言えます。

ただ、今季このまま調子を落としていけば、日本代表のボランチが困ったことになるのは
目に見えています。
遠藤は、絶頂時でもフィジカルが強い相手を苦手にしていましたから。

ですから、いまから新しいボランチを探す必要があります。

ただ、遠藤はオンリーワン。
遠藤の後釜を探すのは良い方策ではないでしょう。
遠藤がオンリーワンである所以はパス能力では無くて、タイミングや試合の流れを読む洞察力に
あります。
遠藤ほどの洞察力を備えた選手は、日本人の現役選手では存在しません。

柴崎を遠藤の後釜に推す人も多いですが、どうかな?と思います。
彼はあくまで柴崎1号であって、遠藤2号ではない。
現時点で遠藤に匹敵するほどの洞察力を備えているかと言うと、そうではないでしょう。
経験が圧倒的に足りませんから。

そうであれば、遠藤の後釜ではないタイプのボランチを探すしかない。

しかし、困ったことに、いまボランチで良い日本人選手は少なくなっています。
かつてボランチは過多と言われたものですが。

理由は簡単で、黄金世代はロングパス、ミドルパス能力が非常に高ったのですが、
その後の育成方針が
「ミドルパスだけじゃ駄目だ」
ということになり、ショートパスやドリブル、ボールを上手くて受けてシュートに
持ち込む能力を伸ばす方に傾いたからです。

その結果、日本人選手は様々な能力が伸びていき、海外移籍が活発になったのは
周知の通りです。
が、ミドルパス・ロングパスを精確に蹴る能力だけは、黄金世代から退化したように感じます。

ただ、少ないとは言っても、日本人選手にも良いボランチはいます。

個人的には、FC東京の米本がイチ押しです。
ボール奪取能力は抜群で、フィジカルも強い。
守備的ボランチをやらせたら、間違いなく今野よりも上です。
最近はプレッシャーを受けながらも、ボールを散らす能力が高まってきました。
タイプ的には細貝と似ていますが、場合によっては細貝より米本の方が上かもしれません。

洞察力やロングパス・ミドルパスを出す力に関しては、米本は遠藤の足元にも及びませんが、
遠藤には無いものを持っています。
相方に長谷部か憲剛を置くならば、米本をボランチに起用する価値は十分にあると思います。

もし、コンフェデで1勝もできなかったら、ザックは新しい選手を招集することに
なるでしょう。
そのときは、米本でなくても良いですが、少なくとも新しいボランチも招集して欲しいと
考えています。


スポンサーサイト
Secret

TrackBackURL
→http://mostovoi10.blog77.fc2.com/tb.php/639-07e3e90a
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。