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こんな記事は書きたくないんです。
建設的な批判を書くことはあっても、本気でアーセナルを罵倒するような
記事は書きたくない。
でも、あまりにも納得できなくて、自分の中では消化できなくて。
吐き出さずにはいられないんです。

ファン・ペルシー(RVP)の記事に続いて、不愉快な記事になるでしょう。
しかも、今回は素面です。
この後を読まれる場合は、本当に自己責任でお願いします。


RVPの移籍については、ある程度想像はできていましたから、
移籍が決まった直後に怒りが湧いてきました。
ただ、ソングのバルサ移籍については寝耳に水に近かったので、
呆然自失という感じです。
大ショック。
「なぜ?」という言葉が何度も口をついて出ます。

ソングがSKY SPORTS(欧州マスコミ)に対して

「バルサのオファーに興味が無いとは言えないよ、世界最高のクラブだからね。
 でも、僕はアーセナルにいて幸せなんだ。
 まぁ、噂は移籍市場が閉まるまで続くものだよ」


とコメントしたのが8/13。
そして、移籍が決定したのが8/18。
たった5日間で移籍が決まってしまいました。

開幕戦(サンダーランド戦)の後、ベンゲル監督は“ソングが移籍を希望した”と
いう旨を語ったそうですが、それにしても、あまりにも急な話です。

私が、セスク移籍後もアーセナルファンを続けていたのは、ソングとロシツキが
いたから、という理由が大きいです。
彼らはアーセナルのサッカーの根幹を握っている選手だと思っていました。

点を取るのなら、RVP。
守るのなら、ヴェルマーレンとコシールニー。
次代のエースなら、ジャック・ウィルシャー。
ですが、アーセナルのスタイルを担っていたのは(セスクと)ソングとロシツキです。

中盤の真ん中の選手たちこそが、アーセナルの心臓であり中枢。
そして、アーセナル・スタイルの根源です。

セスクが出た時もショックでしたが、地元へ帰るとのことでしたし、
ロシツキがいたので、まだ強引に自分を納得させることができました。
しかし、ソングのバルサ移籍については、納得できる理由は何一つありません。
少なくとも、私にとっては。

ソングはベンゲル監督が重要だと言い続けていたアーセナルの
下部組織(リザーブ)出身の選手です。
17歳でアーセナル入りし、それこそ紆余曲折がありながら、
約8年間、ベンゲル監督が辛抱強く育ててきました。

同じ17歳でアーセナル入りしたセスクは、すぐにトップチームに
合流しましたが、ソングは他チームへのレンタルも含めて
"これぞ育成"という形で育てられています。
そして、以前は、"ベンゲル監督最大の失敗"と揶揄されたほど
未完成な選手でした。

それが、ようやく力を付けてチームの中心選手になった矢先の移籍。
しかも、まだ24歳。
さらなる成長と円熟が見込める年齢なのに・・・。

ソングの影には、うまく力を伸ばすことができずに、泣く泣く
アーセナルを去って行った幾多の選手がいます。
また、ソングの育成のために落とした試合もいくつもあります。
本人自身が努力したことはもちろんでしょうが、それだけでなく、
クラブの様々な努力と我慢と犠牲の上に、いまのソングはあるのです。

そこまでして育てたソングを、なぜこのタイミングで放出するのでしょうか?
理解に苦しみます。

ベンゲル監督が言うように、最終的にはソング自身がバルサ移籍を
希望したのかもしれません。
しかし、ソングはRVPやセスク、ナスリ、フラミニ、アデバヨール等とは違います。
彼は、元々あまり移籍志向の強い選手ではありませんでした。
ふつうなら、残留するように説得できたはずなのです。

バルサの中盤の底には、一番手のブスケツと二番手のマスチェラーノがいます。
カンテラ重視のバルサは外様(=非カンテラ)選手には冷たく、ブスケツに
取って代わるのは事実上不可能でしょう。
実力勝負ができるだけ、まだマスチェラーノの方がライバルとしてはマシですが、
マスチェラーノも円熟期を迎えており、ポジションを奪うのは容易ではありません。
ソングはサッカー選手として一番良い時期をベンチ、もしくはベンチを
外れて過ごす可能性が高いわけです。
この状況であれば、普通は説得できるはず。

しかし、現実には説得できませんでした。

一説には、ソングの代理人であるダレン・デイン氏がバルサへの
売り込みを積極的に推し進めたと言われています。
ダレン・デインはセスクの代理人も務めており、バルセロナとは
極めて近い人物。
しかも、かつてアーセナル副会長を務めていたデイビッド・デインの
息子です。
デイビッド・デインは辞任に追い込まれる形でアーセナルの副会長を
降りているので、息子がその敵(かたき)を晴らそうとしたのでしょうか。

いずれにしろ、それほど移籍志向の強くなかったソングにバルサ移籍を
吹き込んだのは、ダレン・デインであることは間違いないでしょう。
彼がいなければ、ソングのバルサ移籍はなかっただろうし、ソングが
それを望んだとしても、ベンゲル監督が説得できたのはではないか。
そんな気がしてなりません。

また、今回の移籍には、不可解なことがいくつもあります。

まず、8/13に「アーセナルで幸せ」と言ったソングの発言です。
バルサ移籍を本気で目指しているのなら、あのタイミングで
そんな発言をすることは、移籍を自分自身で壊すことになっても
おかしくない発言です。
何の意図で、あのタイミングであの発言をしたのでしょうか?
アーセナルに残す移籍金を少しでも釣り上げようとした、という
可能性もゼロではないですが、結果的に19mユーロ(19億円)という
かなり安い移籍金となった以上、それはまずないでしょう。

そして、移籍金の安さ自体も不可解です。
3年契約を残しての移籍であり、CL出場チームの中心選手の移籍金が
たった19億円なんて。
ソングの代役候補と言われるエムヴィラでさえ移籍金は17m£(21億円)
と言われていますし、RVPは残り1年契約なのに移籍金は24m£(30億円)、
今季ミランからPSGに移籍したDFチアゴ・シウバは42mユーロ(42億円)です。

ソングが、エムヴィラより安いこと自体おかしいです。
また、アーセナルはRVPを売ったばかりで、それほどお金に窮して
いない。
それなのに、なぜ交渉を早々に切り上げて、そんな安い価格で
売ったのでしょうか。

そして、さらに不思議なのは、8/13に行われた最後のプレシーズンマッチの
ケルン戦です。
この試合、ソングは後半から出場しましたが、ベンゲル監督の
起用の仕方から見て、明らかに開幕戦の先発で使うことを想定して
いました。
また、ソング自身の気合いの乗り方から見ても、開幕戦に
出る気満々だったと思います。

※ちなみにRVPは、ベンゲル監督の起用も移籍含みだったし、
 RVP自身のプレーぶりも移籍を予感させる気合いが入ってないものでした。

つまり、8/13の時点では移籍を予感させる素振りは全くなかったし、
ベンゲル監督自体も「バルセロナからのコンタクトは一切ない」と
発言しました。
いくら演技派のベンゲル監督にしても、この時点で移籍の可能性が
あれば「コンタクトが一切ない」と発言することはないでしょう。
私が記憶する限り、かつてベンゲルが「一切コンタクトがない」と
言い切った数日後に移籍が決まったケースはないと思います。

こういった不可解な点を考えると、今回のソング移籍については、
ベンゲル監督が主体的に判断したというよりは、アーセナルの
フロント主導で移籍が整えられ、それをベンゲル監督が飲まされた、
という気がしてなりません。

しかし、もしフロント主導だったとしても、ベンゲル監督は
フロントと同罪です。
絶対に、ソングは出してはいけなかったのです。
彼は本当の意味でのアーセナル生え抜きです。
バルセロナにイニエスタとブスケツ2人とソング1人を交換しよう、と
言われても応じるべきではなかった。
ベンゲルが自分の首を掛けてでも、ソングは残留させるべきでした。

この移籍で、アーセナル・フロントとベンゲル監督は、
自ら若手選手の養殖場だと宣言したようなものです。
8年も掛けて育てた選手を、格安で簡単に手放すわけですから。

そして、その宣言は、アーセナルに現在所属する選手、そして
将来移籍して来る選手たちに、必ず良くない影響を及ぼすでしょう。
彼らは、もうアーセナルというクラブを踏み台としてしか見なくなるからです。
アーセナルを踏み台にして、どこか別のチームに移籍しても問題のないクラブ。

それは、アーセナルは、引退するまでサッカー人生を共にするのに
相応しいクラブではない、ということを意味します。
選手たちに、そう思わせてしまうことを許してしまった。

ソングを残留させていれば、そうはならなかったでしょう。
返す返すも残念です。

そして、バルサの厳しいプレスに悠々とボールをキープするソング。
身体を上手く使ってあっさりとボールを奪うソング。
相手の急所を突く浮き球の縦スルーパスを出すソング。

そういったプレーをアーセナルで見られなくなるのは、本当に悲しい。
残念です。

アーセナルは、ソングの後釜としてシャヒンとカプエを獲得することは必須です。
ですが、それでもソングの代わりにはなり得ないでしょう。

そして、もし戦力が整ったとしても、私の心の傷は癒えない。
本当のサッカーは、ウイレレ(ゲーム)ではありません。
代わりに誰が来ようと、ソングは1人しかいないのです。
カプエもシャヒンもエムヴィラもソングではありません。

フロントへの不信感が、どす黒く心の奥底に留まってしまいそうで、
本当に嫌で嫌でたまらないです。

これを払しょくするためには、今季こそはリーグ優勝を。
さすがにビッグイヤーとは言いません。
リーグ優勝が必須です。

カップ戦優勝じゃ足りない。
必ずリーグ優勝をしてください。
そうすれば、フロントとベンゲル監督への信頼を取り戻せそうな気がします。
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