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関塚ジャパンが壮行試合でニュージーランド(以下、NZ)の五輪代表と戦いました。

この試合の前に、日本人ファンたちから

「NZが相手なら圧勝してもらないとね」
「楽勝でしょ」

といった発言が、数多く見られた気がします。

しかし、私には非常に奇異に映りました。
いったい何を根拠にそんな発言が出るんだろう???

2010年W杯を思い出せば分かりますが、NZは守備力の高いチーム。
パラグアイ・スロバキア・イタリア相手に3引き分けでしたよね。
攻撃力はさほどでもないので強いとは言いませんが、なかなか点を取られないため、
引き分けに持ち込むのは大得意。
そして、NZ五輪代表は18名中13名がA代表経験者。

関塚ジャパンが、そういうチーム相手に圧勝とかあり得ないです。

案の定、試合が始まってもなかなか点が入りません。
攻め込んではいるし、ボールポゼッション率も高く、アイデアもあるのに。

と言うのは、やっぱりNZの守備が堅いからです。
ただ、NZの守備が堅い理由は少し特殊。

各選手個人は守備的な予測もポジショニングも甘いし、スピードもない。
守備組織も、そこまで連動しているわけじゃ無い。

しかし、身体の大きさを生かして、抜いたと思っても最後の最後で足が出てくる。
また、単なるドン引きではなく、状況に応じてラインを上げていることも確か。
それに、なによりGKがいい。
NZの守備力の源泉は、明らかにGKの高いセーブ能力です。

GKの能力を生かすため、NZのDFは最終ラインをできるだけ上げて、
遠目からシュートを打たせるようと日本を誘導しています。
そうすれば、よほど良いシュートを打たれない限り、ほとんどはGKがセーブしてくれる。

そういう考え方の守備でした。

ですから、プレスを掛けてボールを強引に奪う守備ではなく、
良いシュートを打たせないための守備。
だから、NZは容易にはボールに飛び込まないし、基本は粘り強くリトリート。

テレビ解説の清水さんが

「NZは球際も強くないですね。身体が大きいんだから、もっと球際は強く来るかと思ってたんですが」

なんて的外れなことを言っていましたが、2010年W杯のときからNZはこういうチームでした。
身体の大きさを生かして、決定的なシュートを打たせないリトリート戦術が守備の要なわけですから、
球際を強く当たりにいくはずがありません。

ですから、これからコンディションを上げていこうという関塚ジャパンの練習試合3つのうちの
初戦ですから、たぶん1点くらいしか取れないだろうな、と思っていました。
どんなにラッキーでも、2点まで。
ただ、相手の攻撃力は低いので完封はできるだろう。

つまり、個人的な予想スコアは1-0が本命で、2-0が大穴だったわけです。

が。
結果は、予想外の1-1。

あれ、最後に守備でミスが出ちゃったのね。
村松、次がんばろう!
いい経験になったね。

山崎・米本といったバックアップメンバーを試合に出すという興味深い采配を
見せた関塚監督には、ニヤリとさせられました。
独創的ですが、悪くないと思います。
今回のバックアップメンバーはロンドンまで行くらしい(?)ので、
これでチームの一体感はさらに醸成されるでしょうし、ジーコジャパンの
時のバックアップメンバーだった茂庭がW杯本大会で見せたような
コンディションの悪さは回避できるような気がします。
そういう意味で、狙いはおもしろい。
ただ、好みは分かれると思います。

とりえあず、コンディションを上げるための練習試合は終わりました。
次は欧州に移動して、やっと本格的な練習試合を始めることになりますね。
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