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シーズン開始前には優勝候補と言われたガンバ大阪が低迷しています。

シーズンのちょうど折り返し地点である第17節終了時点で17位。
勝ち点数も13と少なく、バリバリの降格圏内です。

ちなみに、例年の残留ラインは35前後(昨季は34)。
ですから、仮に今季の残留ラインが35だとすると、あと22の勝ち点を
積み重ねる必要があります。

残り17試合ですから、5勝7分5敗ペースですね。
・・・ん? なーんだ、十分いけそうじゃん

と思いがちなのですが。
内容に目を向けると、かなりマズイ状態です。

世間的には、時間がたてば松波新監督の戦い方が浸透し、内容は上がってくると思っていた方が
多いんじゃないかと想像します。
正直に言って、私もそのクチでした。
しかし、実際には内容が右肩下がりになっています

結果にはあまり結びついていないものの、5月下旬の時点で
サッカーの内容が向上する兆しがを見えていたので、最終的にはガンバが
残留争いをすることはないだろうな、と予想していました。

が、W杯予選による中断明け。
6月下旬からガンバのサッカーの質は、徐々に下がっていきました
なんで

最近のガンバ大阪の戦績は
なお、通常の書き方とは違い、あえてガンバの得点を前側、対戦相手の得点を後ろ側に
書いています。
また、※にガンバがその試合で最初に失点した時間帯を書いてみました。

第 7節  3-1 vs清水(ホーム)    ※後半47分
第 8節  0- vs鹿島(アウェイ)   ※前半41分
第10節 0-1 vs大宮(アウェイ)   ※後半28分
第11節 1-1 vs仙台(ホーム)    ※後半32分
第12節 0-0 vs横浜(アウェイ)         
第13節 2- vs鳥栖(ホーム)    ※後半22分

-W杯予選のため、中断-

第14節 1-  vs浦和(ホーム)   ※前半28分
第15節 4-0  vs札幌(アウェイ)
第 9節  2-  vs名古屋(ホーム)  ※前半7分
第16節 2-  vs柏(ホーム)     ※前半2分
第17節 2-  vsFC東京(アウェイ) ※前半2分 

上記のデータを見てすぐに気づくことは、2つあると思います。

①第14節以降、最初に失点する時間帯が前半に早まった。
W杯予選による中断前は、失点する場合でも後半までは0封で耐えていた(第8節にしても、
前半が終わる直前の失点)のですが、中断明け以降は、前半の早い時間帯に
初めての失点を献上するようになってしまいました。

②第13節頃以降、ほとんどの試合で複数失点するようになった。
複数失点したスコアを橙色で強調したのでご理解いただけると思うのですが、
それまで失点1以下に抑えていた試合が多かったのに、第13節以降、急激に失点が増えています。

もう少し考察してみます。
実は、①と②は関係があります。
ガンバの試合を見ていると分かりますが、彼らは失点すると浮き足立ちます。
特に、前半に失点する①の場合は。
(もしかすると、ガンバに限ったことでは無いかもしれませんが)

おそらく順位が低いことで自信を失っているため、浮き足立ってしまうんでしょう。
すると、チーム全体としての守備の統一感(統制感)が崩れ、守備がさらに悪くなります。
また、場合によっては前掛かりになりすぎて、相手にスペースを使われる場合もあります。
その結果、②の複数失点につながるのです。

松波監督は、チームを立て直すため、これまで得点力の向上に力を注いできたのだと
思います。それがガンバの本来のスタイルだから。
そして、その取組みは一定の効果がありました。

しかし、その反面、守備がおざなりになってしまいました。
前半の早い時間帯に失点するほどまでに、守備能力が低下したのです。

試合を見ると、リスクを掛けて攻め込んでいてカウンターから失点してしまった、
というシーンは少ないです。
どちらかと言うと、各選手個人の守備のパフォーマンスに問題があるように感じます。

・相手の次のプレーを予測できていない、もしくは予測が遅い。
・ポジショニングが少しずつ遅れる、もしくはおかしい。
・距離を詰めるべきか、リトリートするべきかの判断が間違っている。
・1対1で負ける。

これらの守備スキルは、練習が不十分だとすぐにレベルが低下してしまう性格のスキルです。
特に、予測スキルやポジショニングの精度には判断スピードが要求されますが、
それは日々の練習で養われるものだと思います。
ですが、練習が十分ではないのでしょう。
ガンバの選手たちは、そういったスキルが徐々に落ちていっているように感じます。

昨日行われたFC東京戦では、ガンバの守備意識には向上が見られました。
守ろう、というモチベーションは伝わってきています。
しかし、それはあくまで意識であって、スキルは落ちたまま。
当然のことですが、意識があるだけでは守れません。

巷では、ガンバの失点の増加をGK藤ヶ谷1人の責任にしてしまう方が多いようですが、
それは違うと思います。
藤ヶ谷が好調とは言えないにしろ、全フィールドプレイヤーにも責任があると言って
いいでしょう。

そして、選手たちをそういう状態にしてしまったのは、やはり松波監督に責任があると
言わざるを得ません。
特に、W杯予選の中断期間には沖縄の石垣島でキャンプを張ったそうですが、そこで
何をやったのか。
もしかすると身体を苛めすぎて、疲れを貯めてしまったんじゃないかと心配になるほどです。

さて、今後、ガンバは浮上できるのでしょうか。
私は、いまのままでは難しいような気がします。

ポイントは、7/20以降に出場可能となる新外国人レアンドロ。
と言っても出戻りですが。

基本的にはスピード系(だったと思う)なので、カウンターには良い選手でしょう。
ただ、レアンドロを生かそうとするあまり、守備ラインが下がってしまうことが
懸念されます。
いまの守備の自信の無さから考えると。

すると、それが中盤にスペースを作ってしまうことにつながり、
相手の攻めやすさを助長してしまうのじゃないか。
つまり、ようやく攻撃は形になってきたのに、レアンドロが入ることで、
さらに組織が混乱してしまう可能性があるんじゃないか?と思っています。

もちろん、以前所属していたレアンドロだからこそ、フィットする可能性も
あるでしょう。
そこは、松波監督の腕次第。
ただ、あまり楽観視はできません。

今季のJ、特に鹿島やガンバを見ていると、Jクラブのスタイルというものは
まだまだ脆弱で、監督次第で急激に弱くなったりするんだな、と思います。
欧州は、まだ少し遠いですね。


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