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宮市が、ボルトン-QPR戦のMOM

そんな莫迦な。
そりゃ確かに決勝点をアシストしました。
上手かったと思います。
でも、他のプレーを考えたら、MOMはおかしいです。

日本のマスコミだけでなく、やっぱりイングランドの方々も、残留争いをしているボルトンに
希望を託せるヒーローを作りたいのでしょうか?
イケメンの上にアーセナルというビッグクラブからのレンタルで来た期待の若手、
異国(日本)出身の謎の選手、ということで、ボルトンサポーターの中では
話題沸騰中のようですから。
それに、以前ボルトンに所属した中田英寿の影響もあって、日本人の印象は悪くないようです。

いずれにせよ、イングランドでも日本でも、宮市は過大評価をされていると思います。
宮市は点に絡んだり、良いシュートを打ったりするので、ハイライトしか取り上げない
日本のマスコミには恰好の餌食なのでしょう。

実際のボルトンでの宮市は、サイドに張っているだけで、ほとんどボールが回って来ません。
孤立しています。
前節までは左サイドに入っていたのですが、このQPR戦では右サイドに入りました。
しかし、ビルドアップやゲームメイクはほとんど左サイドでなされ、右サイドには
ボールが出てきません。
むなしく立っているだけの宮市。
同じようなシーンは、ミルウォール戦でもチェルシー戦でもマンC戦でも見ました。

宮市がサイドに張ると、必ずビルドアップは逆サイド側で行われます。
ですから、宮市がボールに触る機会は極端に少ない。

誤解を恐れずに言えば、ピッチ外とは逆に、ピッチ内では完全には
信頼されていないと言っていいでしょう。

CKも蹴っているのに、信頼されていない?

ええ、「完全」には。

宮市のスピードや足元については、信頼されていると思います。
右CKは宮市が蹴っているわけですから。
(背が高くないので、CKの時にゴール前に入るのに適さない、
 ということもありますが)

ですが、フィジカルの弱さやプレスで詰められたときの拙さについては、
ちょっと信頼されていません。

宮市は、ボールを持ったときにフィジカルの強い相手につぶされることが
よくあるし、ファウルで止められることも多いです。

Jリーグの感覚では、ファウルをもらえれば上手くやった、ということに
なるのでしょうが、プレミアリーグでは違います。
サイドの選手がファウルで止められるというのは、攻撃の失敗を意味します。
相手の守備陣形が整う前に、サイドを突破してゴール前に迫るのが、
プレミア中位~下位チームの攻撃の定石ですから。
相手のファウル気味のチェックをモノともせずにサイドを突破できなければ、
ビルドアップは任せられない、ということになるのは当然です。

ですから、宮市にボールが入るのは、カウンターで前に走っているときや、
ゴール前で得点になりそうなときが多いです。
つまり、ボールを奪われても、カウンターからピンチを招く可能性が
少なそうなときです。

これって、誰かと似ていませんか?
そう、アーセナルのウォルコットです。

ウォルコットにボールが入るのも、カウンターやゴール前で点に絡みそうな
ときが多く、ビルドアップの時にはあまりボールが入りません。
と言うのは、ウォルコットはプレスで詰められると、すぐにボールを失うからです。
だから、試合中盤までは存在感がないことが多く、試合終盤に相手の運動量が落ちてきて
スペースができると、突然シュートを打ったり、アシストして存在感を見せます。

ですが、それはアーセナルファンには、アリバイ的な活躍だと見られています。
ウォルコットは、同点や負けている状態の厳しい局面では足を引っ張っているだけで、
リードしているときの追加点にばかり絡むからです。

ダメ押し点も重要でないとは言いませんが、そればかりでは、
ビッグクラブであるアーセナルのレギュラーを張るには力不足です。

また、あまり守備もしません。
守備が下手なのに加えて、自分の特長がスピードだと分かっているので、
力を温存しているのでしょう。

しかし、ウォルコットが守備をしないために、チーム全体が押し込まれて
失点したり、ゲームの主導権を奪われるケースがよくあります。
今季、CLと連戦になった試合(先日のリバプール戦等)を除けば、
ファン・ペルシーでさえ結構守備をするようになったのに。

宮市の場合は、ウォルコットと違って守備のやる気は十分ありそうですが、
問題は守備の仕方が分かっていないこと。
特にポジショニングに問題があり、守備面でも役に立ってないことが多いです。
強く速い相手に対して、守備でどういうポジショニングを取るべきかが
曖昧です。
負けてもいいから身体を張らなければいけない場面でリトリートしてしまったり、
1~2mポジションがずれているので、あっさりパスを通されてしまったり。

まだ直接失点に絡んだことはありませんが、そのうち、宮市のサイドが狙いどころだ、
と他チームに認識されることでしょう。

誤解して頂きたくないのは、これは宮市を責めているわけではありません。
まだ19歳の少年であり、プロ2年目です。
ましてや、プレミアリーグでの出場試合数は2桁にも届いていません。
そうそう何でもできるはずが無い。
ビルドアップや守備のポジショニングは徐々に覚えて、少しずつチームの選手たちの
信頼を得ていけばいい。
せっかく、勝つことを義務づけられてはいないボルトンというチームにいるのですから、
試行錯誤して少しずつ成長していって欲しいです。

それなのに、日本のマスコミやイングランドのマスコミは異常にヒートアップし、
点に絡んだ場面ばかり取り上げて過大評価を繰り返しています。

宮市は若いですから、それで慢心したり自己評価を間違えたり、
心のバランスを崩したりすることにもなりかねません。

アーセナルの中にいればマスコミ対策に慣れたベンゲル監督が守ってくれるでしょうが、
コイル監督はそういったマスコミ攻勢に慣れていませんから、本当に大丈夫か心配です。
ザッケローニ監督が、A代表に招集したこともデメリットの方が大きいと感じます。


ウォルコットは、試合全体では足を引っ張っているのに、点に絡んでいるがために

「俺は活躍している。チームの中心戦力なんだ!」

と慢心している節が見えます。

宮市がそういう間違った方向に成長しないか、とても心配です。
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