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ちょっと違うんじゃないかなぁ、と思います。

昨日、関塚監督がマレーシア戦のU-23代表メンバーを発表しました。
その際、関塚監督は、

「まずは、勝利が大事だと思います。
 チーム全員がベクトルを合わせて試合を戦いたい。
 その上で、得点を取るオプションと形を増やしていくことが大事だと思っています。」


と話したそうです。(出典:スポーツナビ

これは適切な発言だったと思います。
しかし、世間はそうは考えていないようです。

「たくさん点を取って勝て!」

そう思っている方が非常に多いようですね。

でも、それはちょっと違うんじゃないでしょうか?

マレーシアは、グループリーグの対戦相手の中で最も力が落ちる。
それは間違いありません。

ですが、次の試合で戦うのはアウェイです。
何度も日本代表が辛酸を舐めてきたアジアのアウェイ。

それなのに、戦う前から勝ったつもりになって、大量得点にばかり意識が集中するのは
マズイと思うのです。

まず、心配なのはピッチです。シリア戦と同様に。

マレーシアは雨の多い国ですが、2月もかなりの雨が降ります。
日本の梅雨とほぼ同じくらい降るようです。
そして、気候は多湿。2月の湿度は、ほぼ常に80%以上をキープしています。
このため、おそらくピッチは乾く暇がなく、常に湿って柔らかい状態になっていると
想定されます。
すると、やはりパスサッカーに向いていないピッチだと言えるでしょう。
シリア戦のように、日本代表のパス精度もトラップ精度も著しく落ちる可能性が高いと思います。

さらに言えば、試合当日にも雨が降っているかもしれません。
試合会場のあるクアラルンプールの10日間天気予報を見たところ、
今週から試合当日(22日)に掛けては、ずっと雨。
下手をすると、ピッチが柔らかいでは済まず、ドロドロの滑りやすいピッチで
サッカーをすることになりかねません。
そうなった場合、重心の高い選手が多い関塚ジャパンにとっては厳しい。
2001年のサンドニの惨劇を思い出します。

さらに、気温も心配です。
マレーシアのクアラルンプールは、熱帯地域にあります。
試合のある時間帯の気温は28℃前後と予想されます。
関塚ジャパンは、試合の4日前からシンガポール(同じく熱帯地域)で合宿するそうですが、
それにしても、こんなに寒い日本から20℃も気温の高い熱帯に移動した選手たちの
フィジカルコンディションは大丈夫なのでしょうか?
ただでさえシーズンオフ明けで身体の動きが悪いのに、これだけ気温差があれば、
持久力などに問題のある選手が出てきても不思議はありません。

そして、忘れてはいけないのは、マレーシアは弱くはないということ。
強いとは言いませんが、“ボーナスステージ”と言えるほど弱いわけではありません。

関塚ジャパンが昨年9月にホームで対戦したとき、マレーシアの堅守に手を焼いたのは
記憶に新しいです。
しかも、1人、良いドリブラーがいて、何回かチャンスも作られていました。
実は、U-23マレーシア代表は点を取れるチーム。
バーレーン相手に2試合で3点取っています。
気を付けないと、日本も点を奪われるかもしれません。

おそらく、日本は海外組を呼べないでしょう。
もし呼べても、宇佐美か大津のどちらか1人でしょうね。
チーム戦術にもピッチの状態にも、気温にも慣れていない、
試合勘も無い彼らがどこまで活躍できるかも未知数です。

また、もし宇佐美が出場できることになったとしても、
U-19アジア選手権の韓国戦では、アウェイの悪いピッチを苦にして
それほど良いパフォーマンスを見せられず負けたことを忘れてはいけません。
宇佐美は腰高のため、期待しすぎることは禁物だと思います。

そして、シリア戦では一定の活躍をした山田直輝はケガで離脱。
清武もマレーシア戦には間に合いません。
おそらく東がトップ下に入るのでしょうが、1トップだとトップ下のパフォーマンスが
攻守ともにキーとなりやすい。
東が、組織戦術の中でどこまでやれるのかに注目です。

また、メンタル面についても、あまり楽観視はできません。
例えば、仮に後半20分頃まで0-0のような試合展開になってしまった場合、
むやみに仕掛けてカウンターを受ける、ということも全くないとは言えません。
このU-23のメンバーほとんどは、U-20W杯に2回連続出場できていない世代のため、
緊張状態で精神的なコントロールがどこまでできるかは、少し懸念があります。

以上から、私は、マレーシア戦の勝利を確信できるような状態ではないと思っています。
さすがに負けるとは思っていませんが、場合によっては、1-1か0-0の引き分けは
十分にあり得ます。

前半はバランスを取りながら戦い、先制してもすぐにリスクを負うのでは無く、
後半に相手の運動量が落ちた頃を見計らってから攻め込む、というゲームプランが
良いような気がします。

最初から攻撃的にすぎると、痛い目を見るような気がして心配です。
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