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ベンゲル、やるなぁ。大胆不敵。
ほんと、おもしろい。

先日のリーグ第3節、マンU-アーセナル戦のことです。

アーセナルの先発メンバーのフォーメーションはでした。

--------------------------------------------------
               ファン・ペルシー
    アルシャビン    ラムジー    ウォルコット
           ロシツキ    コクラン
トラオレ    コシールニー   ジュルー  ジェンキンソン
               シュチェスニー
--------------------------------------------------

私から見て経験が不足している思われる選手をピンク色にしてみました。
ちなみに、その選手たちの年齢を調べてみると、、、

ジェンキンソン・・・ 19歳
ラムジー・・・・・・・・20歳
コクラン・・・・・・・・・20歳
トラオレ・・・・・・・・・21歳
ジュルー・・・・・・・・24歳

若っ。
ほとんどアラツーです。

ジュルーだけは少し年齢が上ですが、CBは経験がモノを言うポジション。
同じ24歳でも、MFのセスクやナスリの24歳とCBのジュルーの24歳では意味が異なります。
ジュルーが経験が十分な中堅選手、とは言えないでしょう。

前節まで攻撃陣の調子が良いマンUとアウェイ(オールドトラフォード)での対戦です。
なのに、アーセナルのバックラインを若手に任せるなんて。
元々どちらかと言うと守備が弱いチームなのに、さらに弱くしてどーする

ベンゲルは、割り切ったんだと思います。
この試合は、若手に経験を積ませる試合にする、と。

ほーんと大胆不敵。
1分1敗のあとのマンU戦を捨て試合にするかー?
私が監督だったら、ファンやフロントが怖くてとてもできない

ただ、考えてみたら、悪くないマネージメントなんですよね。

ケガしてるCBスキラッチを強行出場させて、ボランチにコシールニー持ってきて、
左か右のSBにサニャを持ってきて、、、と、経験豊富な中堅~ベテランで後ろを固めたところで
ベストメンバーではないのは目に見えています。
そもそも、前の方だってアルシャビンの調子は悪いし、ラムジーだって経験不足。

いまのアーセナルは、それだけケガと出場停止選手だらけだし、調子の悪い選手も多い。

もしベストメンバーが揃ったとしても、オールドトラフォードのマンU相手じゃ引き分けるのだって
難しいのに、この状態で勝ちに行くのは、まず無理です。
それなら、いっそのことケガなどで選手が不足するシーズン後半を見据えて、若手の成長を促すために
捨て試合にしてしまおう。
ベンゲルは、そう考えたんでしょう。

これは持論なのですが、若手選手が成長するためには、真剣勝負の場で本当の強敵と戦うことが
必要だと思っています。
自分たちと同レベルかそれ以下のチームと100回試合するよりも、自分たちよりも強い相手と
1回試合をする方が大切。

そう考えると、確かにこの試合を捨て試合にする条件は揃っています。

だから、ベンゲルは世間からの批判を浴びるのは覚悟した上で、こういった判断をしたのでしょう。
これぞアーセナルスタイル!

そんなわけで、この試合は3-0か3-1くらいで負けるんだろうな、と思っていました。


試合が始まってみると、マンUに面食らいました。
いつものマンUのソリッドさがなく、中盤がスカスカ。

しかし、そのぶん攻撃的です。
バルセロナな意識したようなショートパスでボールを回し、ポゼッションを上げていきます。
昨シーズンとは、まるで別のチームです。

え、どーしたの?
打ち合いをやろうってこと?

よく分かりませんが、ファーガソン監督が若手を起用しているのは聞いていました。
マンUも、新しい選手で新しいチームを作ろうとしているのかもしれません。

オープンな試合になったので、マンUもパスを回しますが、アーセナルだって回します。
ショートパスのマンUに対して、ミドルパスを交換しながら縦横無尽に動くアーセナル。
アルシャビンやラムジーのパスまでフツーに回ります。
まるで彼らの調子が上がったんじゃないか、と誤解しそうなくらい
実際には、マンUのプレスがぬるくてスペースがあるから、回ってしまうだけなんですが。

前半10分までに、両チームとも数本ずつシュート打つ展開。
ほんとオープンな試合です。
ヒリヒリとした緊張感が感じられず、ちょっと物足りなさを感じてしまいますが、
おもしろいと言えばおもしろい。

それに、試合前に想像していたよりは、互角に戦っています。

ですが。
やっぱり、アーセナルの失点はバックラインの未熟さから来るものでした。
前半22分。
ミスしたのはCBのジュルー。

ゴール前に、縦にふわりと浮き球が入ってきます。
マンUのFWウェルベックが、そのボールを受けようと裏に走り込みます。
ウェルベックをマークしたのは、ジュルー。

あ。

私は思わず声を上げました。
そんなバカ判断あるかよ!?

ジュルーは、ボールを放っておいて、ウェルベックの身体をブロックしようとしました。
ですが、一瞬の速度と身のこなしで、ウェルベックはジュルーをかわします。
ヘディングでボールに触りました。
コシールニーの必死のフォローもむなしく。
シュチェスニーの反応も間に合わず。

ボールはゴールに吸い込まれました。
1-0、マンU先制。

あたたたた、やっぱジュルーには荷が重かったか。
そこはボールに触りにいく場面でしょ。
なぜ、ペナルティエリア内で相手FWを抑えこもうとするの?

ジュルーの判断ミスは、昨シーズンから何十回と見てきました。
失点に直接からんだもの以外にも色々ありました。
個人的には、CBとしての才能に疑問を感じるほどです。

あまりにも予想通り(若手のミス)の失点で、笑っちゃいましたね。

しかし、次の展開は想像していませんでした。

前半25分。
ウォルコットがPKを獲得します。
やるじゃん。

PKを蹴るのは、ファン・ペルシー。
ファン・ペルシーがボールをセットします。

あ、やべ。
マンUのGKが大きく見えます。
(ちなみに、GKはファン・デル・サールが引退してしまったので、新顔のデ・ゲアです。)

こりゃ、取られるわ。

そう予感しました。
それどころか、ファン・ペルシーが向かって左に蹴るのも何となく分かったし、
GKも、左に来るだろうと予測しているっぽいことまで見て取れました。

そして、やっぱり予感通りPKはストップされます。
ダメだよ、ファン・ペルシー。
相手に読み切られてるじゃん。

このPK失敗が、試合の流れを決定づけました。
負けるにせよ、大差での負けとなった戦犯は、間違いなくファン・ペルシーです。

PKストップで勢いに乗るマンUは、前掛かりになって攻め込んできます。
ハイボールがゴール前に入りました。
トラオレが、ヘディングでクリア。
しかし、小さい。ペナルティエリア少し外にボールが落ちます。
そこにいたのは、マンUのMFヤング。
恰好のパスになってしまいました。
急いでコクランが付きます。

ですが、付いた時点で少し遅れていたし、ヤングのドリブルとフェイントが鋭い。
コクランも必死に付いていきますが、ほんの少しヤングが勝りました。
右足で巻くようなシュート。
向かってゴール右上隅へキレイに飛んでいきます。
シュチェスニーが素晴らしい反応でジャンプしますが、コースが良すぎます。
届きません。

2-0。

これも、トラオレのミスからです。
ボールのクリア先が相手の足元なんて、笑えません。
能力の高いDFは、どんなに厳しい体勢からでも、敵のいないところに必ずクリアします。
そのためには、常に周囲の状況を把握する能力や判断力が求められます。
言い方を変えれば、経験を積む必要があるのです。
若いDFに求めるには、ちょっとツライ能力です。

さらに。
右SBのジェンキンソンも、しばしば判断を間違えています。
例えば、あるシーンでは戻って守るべきタイミングだったのに上がったまま。
なので、ジェンキンソンがいた位置にマンUがロングボールを入れると、代わりにウォルコットが必死で戻る羽目になっていました。

ウォルコットがジェンキンソンを叱っていましたが、ジェンキンソンはあまり納得していない様子。
おいおい、ジェンキンソン、いまのは君が悪いって。

マンUの攻勢は続きます。
前半42分。
ラムジーだったかな?
ペナルティエリアのすぐ外でファウル。

いやいやいや、そこでファウルしたらダメでしょ。
ルーニーが、FKを直接決めて3-0。

ほい、試合しゅーりょーーーー。
私は、ここでテレビを切ってしまいました。

今日の失点は、若手のミスからばかりです。
予想されたこととは言え、ちょっと残念。
守備組織が崩壊しているのではなく、選手個人の判断ミスで失点しているので、
防ぎようがありません。
選手を育成するって、ほんと大変だわ・・・。

この調子だと、最終的には5-0か5-1くらいにはなるだろうな、と思って、寝てしまいました。

翌朝に新聞を見ると、8-2。
しかも、ジェンキンソンは退場。

あぁ、メンタルがぐちゃぐちゃになっちゃったんだな。
若手だからしょうがないか。

この試合に出た若手選手たちは、きっと試合で受けた衝撃と口惜しさをずっと忘れないと思います。
中途半端に自信を付けるより、完膚なきまで叩き潰された方が人は成長します。
ベンゲルの当初の目標は達成されたんじゃないでしょうか。

ただ、ちょっとやられ過ぎましたね。
ベンゲル解任やらなんやら、世間がうるさくなりそう。

さて、重要なのは、次のホームでのスウォンジー・シティ戦。
今季2部から上がってきたスウォンジー・シティには、絶対勝たなくてはなりません。

ジャック・ウィルシャーが間に合いそうなので、あまり心配はしていませんが、
正念場なのは間違いないので、きちんと勝って欲しいです。
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