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チャンピオンズリーグ準々決勝、インテル-シャルケ04の1st legを見ました。
生では見ることができなかったので、フジテレビ系列の夜中の再放送で。

シャルケ04が素晴らしかったですね。
ラウールが、まさかここまでの輝きを見せるとは思いませんでした。
レアル・マドリードから離れた時点で、もうCLで活躍するラウールを
見ることはないだろうな、と思っていたので、ちょっと感激しました。

内田もかなり良かったです。
特に、攻撃参加が上手かった。
上がるタイミングが絶妙でしたね。
また、相手に狙われているのが分かっていたので、リスクを避けて
マイナスのクロスよりアーリークロスを中心にクロスを上げていましたね。
ファルファンとの縦の関係も、あ・うんの呼吸と言うか、非常に連携ができていました。

守備面でも、スピードを生かしてかなり貢献していましたが、
それでも、エトーとのマッチアップでは抜かれて決定的なチャンスを
計上したり、とヤラれる場面もいくつかありました。

ブンデスリーガに移籍して以来、守備面では長足の進歩を見せていた内田でしたが、
やはりCLの決勝トーナメントでは、そう簡単には行かないです。
いい経験になったんじゃないでしょうか。

一方、インテルですが。

攻撃は、非常に良かったです。
2-5と大敗はしましたが、かなり攻撃は機能していたと言っていいんじゃないでしょうか。
4-3で守って、1-2(スナイデル、エトー、ミリート)で攻める、という
セリエAっぽい戦い方です。

ミリートが、シャルケ04の急造CBを狙って最終ラインの裏に抜ける駆け引きをする。
そこに、スナイデルが高速カウンターから縦パスを通す。
エトーはサイドに開いて、一時的にボールを収める場所になったり、ドリブル突破したり。

これが効果的で、シャルケ04はほとんど止めることができません。
試合開始1分の先制点は、正にこのパターンでした。
ゴールしたのこそスタンコヴィッチでしたが、その前のゴール前への攻め込み方は、
急造CBを狙ったものです。

さらに、縦縦とパスが来るのに慣らされたシャルケ04の最終ラインに対して、
インテルは、一旦、ボールを横に振って目線を動かします。
そこから裏にボールを出して2点目。
ミリートが決めました。

伏線が効いていて、非常に巧い攻撃でした。

その後も、キヴが退場するまではインテルの攻撃は本当に良くて、
エトーのケアレスミスが無ければもう1点取っていたでしょうし、
ノイアーのスーパーセーブが無ければ、さらにもう1点取っていたはずです。

4-5まで差を詰めていても、全くおかしくありませんでした。

最近はバルセロナの全員プレス・全員攻撃ばかり賞賛されますが、
こういった後ろは守備で前が攻撃、というサッカーもあっていいはずです。
そして、そういうチームがCLの決勝トーナメントにまで勝ち上がってきていることに
価値があります。

誰もがバルセロナと同じサッカーを目指したら、つまらない。
いろんな地域のいろんな文化のサッカーがあって、その多様性を楽しめるのが
CLやEL、ACLの良いところだと思います。

・・・でもね。
このサッカーをするんなら、4-3の後ろの守りは非常に堅くないといけない。
そのために、前は3人で攻めているのだから。

なのに、穴があり過ぎです。
一番の問題は、バイタルエリアでシャルケ04にボールを持たせてしまうこと。
要は引き過ぎで、ボールホルダーにプレスに行けていない。
そのために、どんどんチャンスを作らせてしまいます。

誰かプレスに行けよ!

4バックにしても、位置取りが非常に中途半端です。
横に広げてサイドのスペースを埋めるか、中央に絞ってクロスを上げられても
中で弾き返せるようにするが普通の位置取りですが、この日のインテルはどっちでもありません。
半端に横に広めのポジショニングです。

そのために、サイドのスペースは埋めきれずに破られるわ、かと言って中央も狭いとは
言えないので、ラウールやエドゥが入り込むのを自由に許すわ、とどうしようもありません。

また、誰かが上がったら、別の選手がその穴を埋めるという当たり前のことが
できていません。
スペースができたら、スペースができたまま。

長友が出ていたら、もっとひどいことになっていたでしょうね。
長友の長所は前後の運動量ですが、もし長友が上がっても、誰も後ろのスペースを
埋めない以上、ファルファンと内田にやられるのは目に見えています。
長友が先発すれば、もう1点取れていたかもしれませんが、逆にアウェイゴールを
許した可能性も高かったと思います。

4-3で守ってるのに、どうしてこんなにザルになっちゃうんだろう。

昨季、モウリーニョ・インテルが見せた守備組織は、雲散霧消してしまいました。

ここまで守備がガタガタになってしまったのは、明らかにレオナルド監督の責任です。
格下には攻撃力で圧倒することで守備組織をごまかして勝ってきたのでしょうが、
ミランと言いシャルケ04と言い、強豪相手ではごまかしきれません。

まだ若いのですから、一旦ビッグクラブの監督は辞めて、守備が重視される
プロビンチャ(小さなクラブ)で守備組織の作り方を学んだ方が良いように思います。
このままでは、『名選手すなわち名監督ならず』の典型例になってしまいそうです。

やっぱり、長友は変なクラブに行っちゃったなぁ。

それに比べると、内田は良いクラブに行きました。
シャルケ04の新監督ラルフ・ラングニックは、なかなかの名将のようです。
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