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さて、先日のチャリティーマッチでは、ザックジャパンが3-4-3という新しいフォーメーションを
試しましたね。
ザッケローニ監督の3-4-3好きは有名ですから、どこかでやるとは思っていましたが、
ここで来ましたか。

フォーメーションは、こんな感じでした。
------------------------------------
    岡崎     前田    本田圭佑
長友     遠藤      長谷部    内田
   伊野波     今野     吉田麻也
            川島
------------------------------------

オフト以降の日本代表が3-4-3をやるのは、たぶん初めてだと思うので
興味深く見ていました。

そうすると、なんだかデ・ジャヴ(既視感)に襲われました。

どっかで見たことあるなぁ、このサッカー。
どこだっけ、、、、、、

あ、そっか。
2000年アジアカップのトルシエジャパンだ

あのときのフォーメーションは、3-4-1-2のフラット3。
中盤を厚くし、前でボールを奪って最短距離で攻め込むサッカーでした。

そうそうそう、ほとんど同じじゃん。

フォーメーションは違いますが、ザックジャパンも中盤から前を厚くしてスペースを無くし、
前でボールを奪います。
そして、できるだけダイレクトに向かっていく。

特に、本田圭佑がいい味を出していました。
ボールを奪ったら、多少強引でも素早く縦に攻め上がります。
かなりの迫力です。

確か、2000年のときもそうだったなぁ。
前への圧力が非常に強く、アジア諸国はそれに抗し得ませんでした。
そうして日本はアジアカップで優勝しました。

しかし、このサッカーは。
格下に強く、格上に弱いサッカーです。
トルシエジャパンが、そうだったように。

なぜなら、中盤から前に人を掛けてボールを奪いに行くぶん、どうしても
後ろが手薄になります。
格下相手なら、ほぼ確実に中盤から前でボールを奪えるため、無類の強さを
発揮しますが、一旦中盤を抜かれると、手薄な後ろが致命傷になって
失点しやすくなります。

トルシエジャパンは、それを高いライン取りをする『フラット3』で
対処しようとしました。
ライン取りが高ければ、ボランチと最終ラインのスペースがなくなるため、
人数が少なくても守り切れると踏んだのです。
オフサイドも狙えますし。

しかし、世界の強国には通用しませんでした。
強く高い1トップを置いてロングボールを放り込んで来たり、サイドを
ドリブルで抜きにきたり。
2002年ワールドカップ初戦のベルギー戦の2失点は、そういった後ろの
手薄さを突かれた失点でした。

この試合のザックジャパンも、非常に高い確率でボールを前で奪っていました。
それは、Jリーグ選抜が3-4-3を抜くための戦術を一切考えず、真っ向から
パス交換でゲームを作ろうとしたからです。
(チャリティーマッチですから、当たり前ですが)

しかし、たまにザックジャパンが中盤を抜かれると、一気にシュートまで
持って行かれます。
明らかに、このサッカーの弱点を露呈していました。

ザックの3-4-3は、フラット3のように極端に高いラインは敷いていませんが、
そのぶん最終ラインの3と中盤の4の間にスペースがあって、そこが使われやすくなっています。
また、最終ライン3の横にもスペースがあり、そこを使われるシーンも見られました。

2006年のぺケルマン監督率いるアルゼンチン代表が取った変則3-4-3(変則4-4-2と呼ぶ方も
いらっしゃいます)であれば違うと思いますが、このザックジャパンの3-4-3はトルシエジャパンの
サッカーに非常に似ています。
長所も弱点も。

トルシエ元監督は弱点を露呈しているのに気付きながらも、根本的な対処はできませんでした。
3-4-1-2を5-2-1-2にして、お茶を濁したに過ぎません。

ザッケローニ監督には、この3-4-3の弱点を克服する秘策があるのでしょうか?
それとも、格下の続くW杯アジア予選専用のフォーメーションなのでしょうか?
もしくは、4-2-3-1を基本とした上で、リスクを冒して点を取りに行かざるを得ないときの
オプションなのでしょうか?

ひっじょーーーーに興味深いです。
今後のザックジャパンから目が離せません。
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