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すっかり地震ブログになってしまいましたが、どうしても怖さが抜けないので、
しばらく自分のストレス発散も含めて日記として書いていきます。

サッカーのことは、気が向いたら書きます、もちろん。
バルセロナ-アーセナルのことととか、次のリーグ戦とか。
今週は、CL決勝トーナメントの続きもありますし。

さて、福島第一原発ですが、ほぼ最悪な状況を迎えています。
これまで1号機、3号機の話題が飛び交っていましたが、
正常に冷却できているはずの2号機の冷却装置が
今日(3/14)の13:25に止まりました。

1号機・3号機と同様に16:34から海水を注入して冷却に
努めていたとのことですが、20時現在、そのかいも実らず、
18:30頃に4mの燃料棒が全て水面から完全露出してしまいました。

つまり、燃料棒が空焚きの状態です。

空焚きの状態が続いていたため、すでに炉心溶融が発生しています。

これが続けば、燃料棒が溶け落ちて、メルトダウンを引き起こします。
単なる炉心溶融ではなく、メルトダウンが発生すると、外壁(格納容器と圧力容器)を
溶かしてぶち破り、放射能を外に巻き散らしてしまうでしょう。

そうなれば、ガンになる人が続出するのは目に見えています。
それは、福島県の周囲だけに留まらず、東日本全体に及ぶのは間違いないです。

これを回復するために、東京電力は必死に海水を注入しています。

1号機で水蒸気爆発を引き起こし、3号機でも今日の昼に水蒸気爆発(?)まで引き起こした上に
今度は2号機で最悪の事態に陥りました。
しかも、ほとんど同じ理由で、です。

「原子炉を冷やせない」

ただ、それだけです。
なのに、3機とも同じ理由で危険な状態に陥っています。

しかし、外気に触れさせずに(放射能を巻き散らさせずに)、大地震と大津波をものともせず
それを継続することがどれだけ難しいことか。

私は、大学で火力発電を学びました。(いまの仕事とは全然違いますが)
なぜなら、長崎で生まれた経験からして、どうしても原発が日本の主流の発電になることだけは
避けたかったからです。

放射能は、浴びた本人だけでなく、草木も動物も子孫も全てを不幸に陥れます。
悪魔の光線です。

そして、大学で学んで分かったのは、別に日本は原発に頼らずとも、日本全体の電力をまかなえると
いうことでした。

もちろん、いくつものエネルギー源を同時に併用する必要があります。

太陽光発電、火力発電(天然ガス、石炭、石油)、風力発電、水力発電。
潮力発電も研究中ではありますが、実現可能な技術でした。

ですから、原発がなければどうにもならない、というわけでは無かったのです。
15年以上前の話です。

国が、そして電力会社が本気で原発を避けるつもりがあれば、避けることは可能でした。
ですが、国も電力会社も楽な方に流れました。

原子力は、資源の確保が非常に楽ですし、発電量を考えればコストも安い。
危険を避けるためのコストを踏まえても。

天然ガスや石炭や石油のように、他の国と苦しい折衝や駆け引きをして入手する苦労は激減します。
もちろん、ウラン(原発の燃料)だって輸入に頼っています。
簡単に入手できるわけではない。
ですが、様々な燃料を大量に輸入に頼ることに比べれば、相対的には比べものに
ならないくらい楽だと断言します。

そして、当時から、原子力を推し進めたい研究者たちが、ものすごく多かったのです。
なぜなら、彼らは新しい知識欲に燃えていたからです。
安全な原発、「核融合発電」と「プルトニウムの再利用」。

彼らは、『日本のエネルギー問題は、俺たちが解決するんだ!』とでもいうべき勢いでした。

火力発電を研究する私たちは、発電を研究する研究者たちの中では、
傍流に追いやられました。

太陽光発電や風力発電は、きちんと研究されていましたが、(当時は)発電量が少ないために、
国策としては、電力をまかなう候補とは考えられていませんでした。

以前と比べれば、はるかに諸外国に依存しなくても良く、しかも、多様なチャレンジをせずに、
確実に火力と同等以上の電力を得られる、という国の立場。
新しい分野にチャレンジしたい研究者の立場。
そして、新しい発電所を作ることで莫大な収入を得られる重工業企業(M菱重工、I川島播磨など)。
さらに、コスト効率の良い発電所を作ることで、莫大な利益を稼ぐことのできる電力会社。

これらの利益が一致して、地震大国である危険性を軽視して、
原発の研究開発・建設はどんどん推し進められたのです。

20年ほど前まで、東電の発電量のうち、原子力が占める割合は火力発電の半分程度でした。
しかし、いまは原子力が火力より多くなっています。

どれだけ原子力を強力に推し進めたか分かるでしょう。

ですが。
推し進めたがった人たちは、放射能の酷さ・むごさを知らないのです。
研究者も、国の役人も。

彼らは、長崎や広島に行って、原発投下時のひどさを直接聞いたことがないのです。
チェルノブイリに行ったことがないのです。
私の友達は、親が長崎で被曝(ひばく)したために、いまも白血病の発病を
恐れています。

そして、地震を軽視しているのです。

マグニチュード9.0の地震は、確かに非常に大きな地震でしょう。
ですが、過去数百年単位で見れば、別に珍しい地震ではありません。

「日本観測史上、最大の地震」という言葉が、マスコミを賑わしていますが、
たかが数十年の観測期間では、それも当然です。
大地震の周期は、数百年~千年です。
そして、そういう大地震はいくつもあります。

富士山だって、200年~300年に1度は必ず噴火して大地震を引き起こすのです。

今回の地震が三陸沖としては1000年に1つの地震だったとしても、日本全体で見れば、
そこまで珍しい地震ではありません。

そんなところに原発を作るなんて、危険極まりない。
目の前のことに負けてしまった人たちに、悲しみと情けなさを感じます。


東電と国の会見によると、2号機の空焚きの原因は、人為的なケアレスミスだ
ということでした。

それって、ホント?
何か隠していませんか?





23:30頃に新たな事態が発生していることが分かりました。
再び、2号機の燃料棒が空焚きになっているそうです。

一時的ではありますが、放射能の観測量も最大値である3000μシーベルトを超えたとのこと。

原因説明もあやふやです。
これで、最初の2号機の空焚きの理由がケアレスミスというのも、信じられなくなりました。
ケアレスミスだけで何度も空焚きになるはずがないからです。

枝野官房長官は
「1~3号機すべてで炉心溶融の可能性高い」
と言っています。

やはり、「地震大国」日本に原発を増やすべきではありませんでした。
ばかやろー、自民党。

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