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2010-11シーズンのCL、決勝トーナメント1回戦、バルセロナ×アーセナルの2nd legの記事です。
1年3か月ほど前に書いたものです。

当時、この記事を書いていたときに東日本大震災が発生し、とても公開できるような状況に
ありませんでした。
ただ、そろそろ問題ないかなという気がするので、(いまさら感が凄いですが)公開します。

いまさら公開することに意味については、訊かないでください(笑)
せっかく書いた日記を公開しないのは何となくビミョ~かな、くらいの軽い気持ちです。
時制などがおかしいですが、書いたときのそのままの形で公開します。

本当に2010-11シーズンのバルセロナは、強かった。
私の知る限り、このシーズンのバルセロナは史上最強でした。

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毒を吐きます。
完全に日記モードです。
読んだら気分が悪くなるかもしれないので、読まないことをおススメします。

バルセロナ-アーセナルの2nd leg.
ひとつ前の記事で書きましたが、前半は非常にレベルが高く、見応えのある試合でした。
アーセナルとバルサ両方の組織的守備が、素晴らしすぎました。
そして、さらにその上を行くバルセロナのパスワークは、驚くべき鋭さでした。

しかし、後半11分、審判がファン・ペルシーを退場させたことで、試合は壊れてしまいました。

一般のファンはもちろん、アーセナルのファン/サポーター(グーナー)の中でも、
それが分からずに

『ファン・ペルシーが退場したにしても、シュート0じゃアーセナルの完敗だ』

などと言う人がいます。

特に、スポーツ紙やそれ系のWebでそういう見出しが躍っているから、よけいにです。
試合を直接見た人でも、そう思った人が多いようです。

とんでもない。
原因と結果が逆です。

『ファン・ペルシーが退場したから
 シュート0になるほどアーセナルは追い込まれた』

のです。

試合が壊れた、というのは、そういう意味です。
試合が壊れたことで、それ以降の試合展開は大きく変わってしまったのです。
ハイレベルな試合ほど、試合展開はディティールで決まります。

ディティールが変われば、試合展開が大きく変わることを理解していないヤツは、CLなんて見るな。
グーナーと名乗るな!

そう言いたいです。

この試合のポイントは、もともと後半20分以降にありました。
つまり、バルサのハイプレスがわずかに緩む時間帯以降が重要だったのです。

ベンゲルは、なぜロシツキを先発にして、ベンチにアルシャビンを置いたのか。
明らかに、プレスが緩む試合終盤に勝負を掛けるためです。

今シーズン、ベンゲルはどんなにアルシャビンの調子が悪くても、
ビッグゲームでは必ずアルシャビン>ロシツキ(※)という先発のさせ方を
してきました。
ロシツキの調子に関わらず。

なのに、初めてロシツキを先発させた。
試合終盤に、アルシャビンをリーサルウェポン(最終兵器)として投入するためです。
それは、火を見るより明らかです。

そして、バルセロナは、1st legで分かるようにカウンターの対応には
多少難がある。
しかも、2nd legがアウェイでの試合である以上、またピケとプジョルがいない以上、
アルシャビンのカウンターが試合を決める可能性は非常に高いでしょう。
1st legでも、途中交代で入ったアルシャビンが決勝点を奪いましたし。

ベンゲルは、世界有数の名将です。
バルサのホームでバルサを無失点に抑えられる可能性が、ほとんど無いことは
分かっていたはずです。
勝ち上がるためには、どこかで点を取る必要があります。

それが、試合終盤に点を取りに行くというゲームプランであり、
アルシャビンのベンチでした。

前半、アーセナルがボールを持てずシュートも打てず、1-0で折り返したことに
ついては、ベンゲルにとっては十分想定の範囲内だったでしょう。
いまのバルサは、本当に強い。
1-0が想定に入ってないことなんて、考えられません。

そして。
ベンゲルは正しかったです。
前半40分ごろから、少しずつバルサのハイプレスが緩む兆候が見えました。
バルサのプレスが、一瞬遅れ始めたのです。
ただ、まだ他の選手のフォローで対処できるレベルではあったので
致命的な問題にはなっていませんでした。

そして、ファン・ペルシーが退場した後半11分のシーンでは、この試合を通じて初めて
カウンターからFW対DFの1対1を作ることができました。
バルサのプレスが緩んだため、速く正確なボールをつなげるようになり、
カウンターができるようになったのです。
間違いなく、前半とは異なる試合展開。

この時点でスコアは1-1です。
このままではバルサは勝ち抜けませんから、リスクを冒して攻撃的に来たでしょう。
そうすれば、緩いプレスとあいまって、アーセナルがバルサ陣内に攻め込むシーンは
急激に増えたはずです。
きっとシュートも打てたはずだと思います。

しかし。
もう少しで流れを引き寄せられるかと思ったのタイミングで、ファン・ペルシーが退場。

アーセナルの方が人数が少なくなったので、一旦、緩みかけたバルセロナの
ハイプレスが復活してしまいました。
正確には、復活どころか前半よりもプレスが厳しくなったほどです。

アーセナルはハイプレスに合って、ボールをキープしきれずにぽろぽろとロストを重ねます。
再びボールを圧倒的に支配するバルセロナ。

アーセナルは、ハイプレスを交わすために苦し紛れに前線へロングボールを
送りたいのですが、ファン・ペルシーがいないので、それさえもできません。

ボールを奪われた後は、、、言わなくても明らか。
カンプノウでのバルセロナ相手に、10人で守ることがどれだけ困難か。
アーセナルが引いてスペースを潰そうにも、人数が少ないので潰しきれずに
攻め込まれます。
ペナルティエリア内で、嫌というほどパスを回されました。

パスサッカーを得意とするチーム相手に選手が1人が減ることは、守備面では致命的なのです。

前半すぐにGKシュチェスニーがケガをしたために、交代で入ったGKアルムニアは、
久しぶりのプレーにも関わらず、再三、素晴らしいセーブを見せました。
良い意味でアルムニアらしくないパフォーマンスでした(笑)

しかし、圧倒的なバルセロナの攻撃力の前にじっと耐え忍んできたアルムニアでしたが、
最終的にはあまりの物量に屈しました。
まるで、大雨に耐えてきたダムが一気に決壊したようでした。

後半26分には、あの予測が上手くて速いコシールニーまでが、後ろから飛び込んできた
ペドロを捕まえきれずに、ペナルティエリア内で倒してしまいました。
PK。

これは厳しい判定で、誤審だと思います。
ただ、あまりにも、たくさんの選手が頻繁にペナルティエリア内へ侵入してくるので、
コシールニーが対応しきれていなかったのも確かでした。

このPKをあっさりメッシに決められました。
3-1。

そのまま試合終了。負けました。
1st legが2-1でアーセナルの勝利でしたから、合計スコアはバルサ4-3アーセナル。
バルセロナが勝ち抜けました。

試合展開から言って、ファン・ペルシーが退場しなかったら、どうなったか分からなかったと
思います。
もちろん、バルサが勝ち上がった可能性も高かったと思いますが、アルムニアの
あのスーパーセーブの連続を見たら、アーセナルが引き分けに持ち込んで
準々決勝に勝ち上がった可能性だってあったでしょう。

どうしてファン・ペルシーを退場させたのか。
本当に残念で哀しい審判の判定でした。


(※)より詳しく言うなら、4-2-3-1の3の左前MFとしての先発の序列は
   ナスリ>アルシャビン>ロシツキです。
   ただし、右前MFの先発の序列がウォルコット>ナスリのため、ウォルコットがいない以上、
   ナスリが右前MFになり、その結果、アルシャビンが左前MFという形になります。
   今季、リーグ戦での上位陣との対決やCLでは、ベンゲルは徹底してこういう先発のさせ方を
   していました。(あくまで先発については)
   FA杯やカーリングカップでの先発の起用方法は、よく分かりません。
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