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バルサのグァルディオラ(ペップ)監督は、良い監督だと思います。

08-09シーズンの六冠、09-10の圧倒的な強さでのリーグ優勝とCLベスト4。
そして、今シーズンは史上最強とも言える強さを誇っています。

これだけの実績と内容を見せられて、ペップを良くない監督だと思う人は、
あまりいないでしょう。

ですが、良い監督ではあるものの、まだ名将とまでは言えない。
そう思っています。

ちなみに、バルサ以外で監督をしたことがないから、ということが理由ではありません。
数多くのクラブを渡り歩くことが、必ずしも名将の条件ではないと思います。

私がペップを名将と呼ばないのは、ペップが、組織マネージメントにおいて
ときどきミョーなことをするからです。

現時点では、確かに素晴らしい結果を出しています。
ですが、プロセスは良いとは思うものの、ベストとまでは言えません。


先日、ある有名ブログを読みました。
戦術分析に関しては、定評のあるブログです。

そのブログによると、アーセナル戦以降、バルサは戦術変更を図っているとのことです。
特に、攻撃戦術を。
日々、試行錯誤しているそうです。
昨日行われたバレンシア戦では、新しいフォーメーション(ブスケツを真ん中に置く3バック)まで
試しました。
ブログの管理者様は、アーセナル戦でメッシが抑えられたことに対する改善である、と
ポジティブに捉えてらっしゃるようでした。


私は、アーセナル戦後のバルサについて、1試合を丸々見た試合がないので
本当に戦術変更が図られているかどうかは分からないのですが、
もしそれが確かなら、ペップのことは、やはり名将とは呼べません。


アーセナル戦1st legのバルセロナは、戦術的には何も問題はありませんでした。
問題があったのは、コンディショニングです。
もしコンディショニングが良ければ、試合終盤に点を取ったのは、
アーセナルではなくてバルサだったと思います。

しかし、それを知ってか知らずか、ペップは、いまコンディショニングの悪さを
戦術で対処しようとしています。

なんて不思議なことをするんでしょうか。
コンディショニングの悪さは、コンディショニングを上げてリカバリーするのが
一番適切です。
戦術で対処するのは、どうしてもコンディショニングを上げることができない時に
やむにやまれず取る手段です。
なぜなら、戦術で対処しようとすると、失敗するケースがあるからです。

戦術変更は、言うは易く行うは難し。

守備戦術だけならまだしも、攻撃戦術まで変更する場合は、選手たちが
その戦術をスムーズに実行させるために数か月単位の時間が掛かるのが
普通です。
それまでは、逆に攻守の力が落ちたり、穴ができたりします。
それどころか、選手に迷いが生じて、チームパフォーマンスだけでなく
選手個人のコンディションまで崩れてしまうことさえあります。
非常にリスキーです。

ですから、通常、戦術変更はオフシーズンに行うのです。

昨日のバレンシア戦のバルサは、フォーメーションとして3-4-3を採用したようですが、
慣れないフォーメーションな上にサイドが1枚ずつで孤立しがちだったため、サイドの攻防で
後手を踏んで苦しんだようです。

にも関わらず、ペップが1st legでアーセナルに負けた今の状況で戦術変更に着手するのは
チームマネージメントとしては、奇妙と言わざるを得ません。
自ら2nd legでの敗退の可能性を高めているからです。

CLを捨てて、4月中旬のレアル・マドリード戦(リーグ戦)に照準を合わせているのなら
分かりますが、いまのペップがそんなことを考えているとは思えませんし、
選手の特性が違いすぎるため、レアル・マドリードがアーセナルと同じ戦術を取っても
同じ効果を上げることは、ほぼ不可能です。

わずかに可能性があるのはビジャレアルだけですが、今季のビジャレアルとバルセロナとの
試合は、もうありません(少なくともリーグ戦では)。

第一、アーセナルの戦術が成功したのは、バルセロナのコンディショニングの失敗に
助けられた部分が大きく、本当に成功と言って良いのかどうかは微妙です。


100歩譲って、バルサがアーセナルとの2nd legが終わった時点で戦術変更に着手するのなら、
まだ理解します。
しかし、いま戦術変更に着手するのは、ペップの自己満足でしかないと思います。

つまり、ペップはアーセナルを舐めているのです。


アーセナルは、満身創痍です。
ファン・ペルシーが離脱し、ウォルコットは戻ってこれるかどうか分からない。
セスクの復帰はバルサ戦には間に合う可能性がありますが、ケガ明けでコンディションが
良いとは言えないでしょう。

しかも、2nd legはバルサのホーム(カンプ・ノウ)です。

通常のバルサが相手なら、1st legで勝っているにもかかわらず、
アーセナルがCLを勝ち上がる確率は25%程度だと思います。
言い換えれば、バルサが75%。
バルサの方が3倍(=75%÷25%)勝ち上がる確率が高い、という意味です。

ですが、ペップが戦術変更に着手したおかげで、アーセナルの勝ち上がる確率は
高まりました。
33%程度だと予想します。
つまり、バルサが66%とアーセナルの2倍(=66%÷33%)です。

バルサは、自分自身で勝ち上がる確率を低めました。
2倍なら、アーセナルにも十分チャンスがあると言えます。
1st legの前には、アーセナルが勝ち抜ける可能性は10%~20%程度だと
思っていましたから。

2nd legでは、ペップに
アーセナルを舐めた代償を支払わさせてやる!!


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