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長友が、セリエAのチェゼーナからインテルにレンタル移籍しました。
非常に喜ばしいことです。
長友は、日本代表史上、最高の左SBであることは間違いないし、
まだ若く、さらなる成長も期待できます。

日本人選手が所属するクラブの格としては、稲本選手が所属した
アーセナルに次ぐビッグクラブではないでしょうか。

頑張ってほしいです。



と建前を書いた上で、本音を書くと。

なんでインテルなんだよーーーーーーー。
セリエAのビッグクラブだったら、ミランとかローマとかあるじゃん。
どーして、わざわざ斜陽のインテルに。
他のとこにしとけよ・・・・。

ロジカルでも科学的でもないけど、いまのインテルは運気が下がっていると
思います。
運気、と言うのが気に入らなければ、バイオリズムと言ってもいいです。
いくらビッグクラブと言っても、わざわざそんなクラブに移籍するなんてね、、、、、

どうしてそう思うのか。

まず第一に、モウリーニョ監督が辞めた直後だからです。

モウリーニョ監督については、一般的な評価と同様に、私もすごく尊敬しています。
こんな名監督は、滅多にいません。

ですが、モウリーニョ監督は、言わば『ユ▽ケル』です。
カンフル剤です。
飲めば一時的にものすごい力を発揮できますが、その力を出した後には
モチベーションもメンタルも体力も使い果たし、ぐったりと疲れ果ててしまう。

それは、選手ばかりではありません。
スタッフやフロント、コーチも含めてのことだと私は睨んでいます。

そのために、モウリーニョが辞めた後にはペンペン草も生えない、と評されます。
FCポルトは、モウリーニョが辞めてから、あっと言う間に国外(欧州)では
勝てなくなりましたし、チェルシーもモウリーニョの後遺症に苦しみました。
2年間で4人の監督が入れ代わり立ち代わり就任するほどでした。

そして、インテルも今期(2010-11シーズン)の前半の調子はガタガタでした。
ベニテス前監督は辛うじてCWCこそ取ったものの、リーグを見れば
調子が良くないことは明らか。

ケガ人を理由にする方もいらっしゃるようですが、私は、名将ベニテス監督をもってしても
モウリーニョの後遺症を払拭できなかったのが、主な要因だと思っています。
いくらケガ人が出ようとも、首位とあれだけの勝ち点差が付くほど選手層の差は
ありませんでしたし、サッカーの内容も良くなかったですから。

ぶっちゃけて言えば、
「これが半年前にCLで優勝したチームのサッカー?」
という感じ。

もちろん、ぜんぜん駄目というわけではありません。
弱くはない。
ただ、リーガとプレミアリーグにかなり差をつけられたセリエAにおいても、
斜陽のクラブであることをひしひしと感じさせられました。


第二に、インテルのフロントがあまり良くないからです。

マルコ・ブランカがインテルのテクニカルディレクターに就任して以降、
むやみやたらとスター選手獲得することはなくなった、と言われるインテルですが、
じゃあ的確な補強や放出をしているかと言うと疑問に思います。
昨シーズンを除いて、欧州でまったくと言っていいほど結果が出ないのは
その目利きが甘いからでしょう。

インテルは、成り立ちから言ってもクラブ名から言っても、育成を最重要視する
クラブではありません。
その理念には好感を持っていますが(バルサ最高!=カンテラを重視すべきだ!等と
サッカーのある一面しか見ない人たちには、私は与しません)、
そういうクラブは最高レベルの選手獲得スキルが必要なはずです。

しかし、伝統的にインテルはそういうクラブではないです。
おそらく、現場のスカウト担当者は優秀なのでしょうが、
オーナーたちやフロント上層部がわがままや無理を言っているのだと思います。

今回の長友の件についても、長友がインテルに移籍すること自体はうれしいですが、
逆に言えば、本当にインテルにとって長友が本当に必要な補強だったのでしょうか?
イタリア代表の才能のある若手SB(20歳)ダビデ・サントンと交換で
長友を手に入れることは、正しかったと言えるのでしょうか?
レギュラーにはキヴがいるのに。

結果から言えば、キヴが4試合出場停止を食らったため、長友の出番が
回ってきそうです。
そういう意味では良かったです。

ただ、インテルのフロントには信を置けません。


第三の理由は、第一と関係があります。

インテルは、ここ5年連続でスクデット(セリエA優勝)を成し遂げた上に
昨季は史上初の3冠を達成しています。

※3冠・・・・CL、セリエA、イタリア杯(コッパ・イタリア)に優勝

そろそろ、おなか一杯なのではないでしょうか。

人のモチベーションやメンタルというのは、全員が全員、そこまで
長続きしないので、そろそろ区区になっていく時期でもあるし、
また、フィジカルの面でも、年齢やケガのために調子を落とす選手も出てきます。
それはしょうがないこと。

3冠を達成した鹿島は、昨シーズン、強いことは強いものの、どこか
メンタルやフィジカルに隙を作ってしまって、リーグ終盤に失速しました。
それと同じです。

インテルのバイオリズムが下降していると思う所以です。


第四に、監督がレオナルドだからです。

レオナルドが名選手だったことは確かですが、監督としてはどうでしょうか?
鹿島にもいて日本人になじみがある監督ですし、良い人そうなイメージは
あるのですが、監督としてはいまひとつ、というのが、私のいまの感想です。

昨季はミランを率いましたが、一時的に良い時期はあったものの、全般としては
平凡な出来でした。
ミランの監督としては、いまのアッレグリの方が上ででしょう。
レオナルドは、まだ若く、監督経験が少ないのだからしょうがない。
かつてのスター選手を、ほとんど下積みなしにいきなり監督に据えたミランの
フロントの判断に問題があったと言えます。

しかし、そのレオナルドを監督に据えるなんて、インテルのフロントは何を
考えているのでしょうか?
選手だけでなく、監督のスキルを見抜く眼力がなさすぎます。

レオナルド監督就任後、インテルは調子が良くなったように見えます。
ただ、それはけが人が癒えたことによる効果が大きく、必ずしも
レオナルド監督の功績だとは思えません。

インテルは選手層は非常に厚いので、そこそこ勝つでしょうが、
レオナルド監督ではスクデット(セリエA優勝)やCL優勝を狙うことは
難しいと思います。


そんなわけで、長友にはインテルには行って欲しくなかったなぁと。
もし、ミランやローマだったら、その次のステップとしてリーガやプレミアが
視野に入ったと思うのですが、インテルだとここ数年はチーム成績はそこそこに
収まるだろうし、にも関わらず選手層は厚くてレギュラー争いは熾烈だろうし。

もちろん、長友の能力と努力次第では、花開く可能性もあります。

ですが、苦労しそうなクラブに行ってしまったな、というのが正直な感想です。
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