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2010.12.26 閑話休題
たまには、マンガの話など。

サッカーのマンガと言えば、いまは「LOST MAN」が好きですね。
草場道輝さんと言う方が書いていて、前作の「ファンタジスタ」もおもしろかったですが、
「LOST MAN」もキャラクターがおもしろいし、ストーリーも世界観もしっかりしていて、
なのに夢を見させてくれるのがいいです。

いまはマンU編なのですが、ファギーやギグス、ジダン、ラウールやモウリーニョを
思わせるキャラクターが出てきて楽しい。
ても、主人公のマツモトや中心的キャラのサカザキ、詩乃は完全オリジナルで
しっかりと書かれているし、ところどころに交えたギャグも好きです。

そして、「LOST MAN」の特にいいところは、世界のサッカー界の「いま」を
色濃く反映しているところ。

いまのサッカー界のキーワードである運動量の重要性であったり、
フィジカルが重視されるに連れて失われるファンタジーであったり
(でも、ファンタジーへの憧れは止まない)、戦術の多様性、莫大な移籍金、
貧しい南米では成り上がる手段の1つとしてサッカーがあること(でも、
毎日の生活に密着してもいる)、オーナーやサッカー協会の権力争い、等々、
実際のサッカー界をきちんと踏まえた作りになっています。
そういった点がリアリティを与えていて、とても読みごたえがあります。

そして、主人公マツモトは究極のポリバレント。
中盤・FWはもちろん、DFやGKまでやってしまいます。
運動量が多いのも特長で、イビチャ・オシムの理想を具現化したような選手です。
メッシやクリスティアーノ・ロナウドのようなヒーローの
アンチテーゼでもあります。
そういう意味では、これほどプレーが地味な主人公は珍しいかも。

謎めいたサカザキの動きからも目が離せないし、天然で元気いっぱいで行動力の
ある詩乃のかわいさもいいし、必見だと思います。

世間では、ジャイアント・キリングの方が人気があるようですが、
悪くはないものの「地域に密着したクラブの理想像は、こうあるべきだ!」的な
匂いが鼻に突いて、私的にはいまいちかな。
特に、移籍で外国人を取ってきるクラブ=金満クラブ=悪、的な記号化を
したがっているのが見え隠れしていて嫌です。
クラブにとって外国人選手って必要悪でしかないんでしょうかね?


それから、サッカーではなくテニスマンガなのですが、
最近「ベイビーステップ(Baby Steps)」にハマっています。
勝木光さんという女性のテニス経験者の方が書いてらっしゃるのですが、
さすが経験者だけにリアリティがあって楽しめます。

主人公はエーちゃんという優等生なスポーツ未経験君なのですが、
努力と戦略でだんだんと強くなっていく様子を描いています。
が、必殺技などは一切出てきません。

この作品の読みどころは、やはり緻密な戦略・戦術、そしてメンタル・コントロール。
そして、主人公だけでなく、少年マンガの王道通り、ライバルたちも
強くなっていくところも楽しい。
作品の8~9割が試合シーンで占められていて、それでいて
飽きさせないこの作りは凄いです。
テニス版「キャプテン」と言うか「プレーボール」と言うか。

それに、ヒロインのなっちゃんも、すごくかわいい。
1/17発売の第15巻には、特にかわいいシーンがあるらしいので期待してます。

たぶん、テニスマンガとしては、塀内夏子(真人)さんの
「フィフティーン・ラブ」以来の名作だと思います。

ぜひ、読んでみてください。
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