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Jリーグと浦和レッズの観客数減について、良い記事を見つけました。
まずは、読んでみてください。

『浦和レッズの観客動員数が激減。レッズサポーターが阪神ファンの域に達する日は来るか』

とても真っ当な記事だと思うし、一般市民的な皮膚感覚と言うか、バランス感覚が鋭いと思います。
先日、私はエルゴラに記事を載せたあるジャーナリストの方を批判しましたが、
いつも批判しているわけではなく、こういう記事であれば、喜んで賞賛させていただきます。


この記事は全般的に興味深いと思うのですが、特に共感したのが、

>スタジアムには殺伐とした空気が感じられた。これでは初めて観戦した人は引いてしまう。
>新規のファンが増えない雰囲気なのだ。

という部分です。

また、こうも書いてらっしゃいます。

>一定の年齢になってそれ(管理人注:サポーターとしてのハイテンションを維持すること)
>持続できなくなった人はスタジアムに来なくなるはずだ。
>が、新たなファン・サポーターは「一見さんお断り」的な雰囲気があって増えない。

鋭いところを突いています。
実は、こういったことは浦和レッズに限らず、Jリーグの多くのクラブで発生しているように感じます。

そして、それは、Jリーグが好きで“おらがクラブ”が好きで、サッカーを愛している人ほど
気づきにくい。
なぜなら、サッカーのサポート(応援)に熱心になればなるほど、一般的な市民の感覚から
離れていってしまうからです。

各クラブのサポーターは「そんなことは無い!」と否定するでしょうが、サポーターにとっては
そう見えても、それ以外の一般市民にはそうでないということはよくあります。

一番分かりやすいのが、大分トリニータでしょうね。
経営が危なくなった大分トリニータに対して、サポーターたちが寄付金を集めたり、弾幕を張ったりして、
熱心な活動を展開されています。

しかし、大多数の、そしてサポーターでない大分県民の感覚からすると、
「あんな経営が無茶苦茶なイメージの悪いクラブなんて、応援したくない」
というのが本音でしょう。

ちょっと極端な例だったかもしれませんが、熱心なサポーターが多いガンバにしても
FC東京にしても名古屋にしても、さほど変わりません。


私はマーケティング的な仕事をしているのですが、一般的な市民感覚を知るのに
簡単な方法があります。

30代の子供のいる女性に
「『おらが町のクラブ』を応援に行こうと思うけど、どう思う?」
と聞いてみるのです。

なぜなら、女性の場合、この年齢層で抱いているイメージが、年齢を重ねた後に
ひっくり返ることはあまりありません。
つまり、日本人の半分の人たちの皮膚感覚は、彼女らに尋ねることで分かるのです。

(ただし、女性は、表面的な回答でその場を上手くやり過ごすのが得意な人が多いので、
 ちゃんと本音を聞き出す必要があります。)

彼女らに聞けば、大多数の人たちは
「興味ない」と答えるか、「怖い」とか「マニアックっぽい」と答えるかのどれかでしょう。

「興味ない」というのはそのままで、とても遠い存在であることを意味します。
地域密着と正反対の答えです。

そして、「怖い」「マニアック」というのは、一部のコアサポーターのイメージを
指しています。

浦和やガンバを代表とした各クラブのサポーターは、年に何度かは
ケンカしたりフロントに詰め寄ったり、座り込みをしたり、ということでニュースになります。

彼女らは、そういうニュースを見て、Jリーグの各クラブにネガティブなイメージを
蓄積していきます。
野球はもちろん、浅田真央や村上佳菜子で話題のフィギュアスケートや
石川遼がけん引するゴルフ等、他のスポーツでは、そういう話は聞きませんから。

ほとんどの場合、「サポーターって熱心なんだな」というポジティブなイメージを
抱くことはありません。

また、スタジアムに行っても同じです。
彼女らは、コアサポーターが踊りまくっていたり、ヤジを飛ばしたり、
騒いでいるのを見て、自分の息子・娘に「あんな風になってもらいたい」とは
まず思いません。
逆に、そこまでサッカーに入れ込むことに、あきれたり嫌悪感を感じることの方が
多いでしょう。

Jリーガーになって欲しい、というお母さんたちはいても、コアサポーターになって欲しい、
と思うお母さんたちは、ごくわずかだと思います。


このように、いまのJリーグは、どんどん「一見さんお断り」的な雰囲気が強まって
きています。


一方で、冒頭の記事にある阪神だけでなく、中日・広島といったプロ野球の球団は
非常に地元に近い存在です。

私は少し大阪にいた時期があるのですが、そのときに驚いたのが、
職場で「阪神を見に行こう!」って話が盛り上がると、ふだん全く野球を
見ない既婚の女性たちが「はーい」とすぐに手を挙げることでした。

「阪神ファンなん?」
と聞くと、
「ファンっちゅーわけやないよ。まぁ、でも、たまにはええやん」
という感じの答えが返ってきます。
少なくとも、阪神に対してマイナスイメージを持っている感じは
しません。

こういうちょっとしたところに、地元に近い存在かどうか、が
現れるのだと思います。

ちなみに、そのころ、100人以上いる職場でガンバ大阪のファンは
1人(私ではありません)、セレッソに至っては、存在を知らない人が
大多数でした。
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