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空いた口がふさがりません。
大分県には、あきれました。
たった1日で2億円の融資決定です。税金投入決定。

以下、引用です。

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トリニータへの融資決定 [18:10]

県文化スポーツ振興財団は17日理事会を開いて経営難に陥っている
大分フットボールクラブに対して2億円を融資することを決めました。
財団にとっては2005年に続いて2度目の2億円の融資となります。

県文化スポーツ振興財団は17日午後からの理事会でトリニータを
運営する大分フットボールクラブへの融資について協議しました。
大分フットボールクラブは資金ショートで2011年1月末までに
1億9000万円が必要となり財団に対して11月2億円の融資を要請。
さらに、16日県も財団に支援するよう求めていました。

17日はクラブ側が経営状況や経営改善計画などを説明。
これに対して計画の見通しやクラブの営業努力に疑問を呈する意見など
融資に対して慎重論が出ました。
ただ、トリニータが地域貢献を果たしてきたことなどが評価され結局、
全会一致で2億円の融資を決めました。

一方、大分フットボールクラブは人件費の削減や支援組織の見直しなど
再び経営改善計画を作成していて今回の2億円については2018年3月末までに
返済することになっています。
今回で2度目の公的資金からの融資となり1年間は返済期間が重なります。
大分フットボールクラブは経営難に陥る度に経営再建計画を策定していますが
いずれの計画も破綻しています。

2度目の公的資金からの融資を受けるにあたり見直しを進める中で
計画の実効性が問われています。

2010年11月17日 OBSニュース
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経営難のJ2大分トリニータ運営会社・大分フットボールクラブ
(大分FC)は、県文化スポーツ振興財団の2億円融資決定で、
来年1月までの資金繰りがついた。
17日の財団理事会は委任状を含め全理事15人の全会一致で融資を
決めた。
しかし「スポンサー獲得の努力が足りない」「県民すべてがトリニータに
よるスポーツ振興を願っているとはいえない」との厳しい意見が出たという。

融資決定後、松丸幸太郎専務理事が会見し
「トリニータは大分県のPR、青少年の健全育成にも貢献し、
高い公益性を持つチーム。融資も県民の理解をもらえると思う」
と話した。
大分FCの青野浩志社長は
「公的な支援の重大性を十分に認識し、役職員一丸となって
一層の営業強化と経費削減に努める」
との談話を発表した。

大分FCは今期、表の通り、入場料や広告の収入が当初計画を下回り、
来年1月までに運転資金が約1億9千万円不足する見通し。
05年にも同財団から2億円借り、現在約8千万円の残高がある。

同財団は、県や市町村の出資による文化事業基金(約3億3100万円)と
国際交流推進基金(約3億5400万円)があり、それを融資に使っている。
今回、大分FCには年利0・1%、返済期限2018年3月末で融資する。

2010年11月18日 朝日新聞
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上記のニュースについて補足します。
別の報道では、2億円の返済期間は2012年4月~2018年3月末の6年間だそうです。
つまり、もともと借りている8000万円の返済期間とこの2億円の返済期間が
完全に重なると厳しいことから、返済の期間を後ろずらしにしているわけです。
それでも、8000万円と全く重ならないようにするのは無理でしょうけど。

私が、これらの報道で一番びっくりしたのは、
「さらに、16日県も財団に支援するよう求めていました。 」
という部分です。

最初に大分トリニータにお金を貸したときも、議会での議決が必要のない
県100%出資の財団経由で貸すことで

「迂回融資だろ!」

と県知事は責められたはずなのですが。

今回は少しは考えるかと思ったら、何も考えずに県から財団に口添え。
新たな2億円の借金の返済計画について、
県民に公開できるような資料もない状態なのに、です。

県のチェックが全く効いていません。

ふつうは株主が企業の経営を監視するものなのですが、
大株主の大分県が返済計画のチェックもなくスルーで2億円貸すように
言うなんて、県民の税金を何だと思っているんでしょうね。

これでは、大分トリニータの放漫経営が止まるわけがありません。

のび▲  「ドラ△もーーん、お金が使いすぎちゃった。
      4次元ポケットから2億円出してよ!」
ドラ△もん「わかった、はい2億円貸してあげるよ。大事に使うんだよ」
のび▲  「ばんざーい! だからドラ△もん大好き!」
ドラ△もん「そう? えへへへ」

1年後。
のび▲  「ドラ△もーん、またお金使いすぎちゃった。2億円貸してよー。」

以下、無限ループ。

そんな感じですね。

財団も財団ですよね。
どうせ経営や会計の専門家なんていないんでしょう。
そうでなければ、たった1日の会議で2億円もの金額を
貸すなんて結論は出ないはずです。
大分の経営改善計画を検証する時間がないのは明白です。

しかも、10億強の資産しか持たない財団が2億円も貸すなんてね。

どこの銀行も貸してくれないようになった大分トリニータに
お金を貸す=貸し倒れリスクが高い、なんて全く気にして
ないんでしょう。
最後は税金に尻拭いを持っていけばいいんですから。

利率もあまりに格安ですね。
年利0.1%って、県民をバカにしてるとしか思えません。
貸し手が民間なら、年利10%でも安すぎるくらいの相手ですが。

もしかして大分トリニータだけじゃなくて、大分県自体が
そういう県なんでしょうか。

そう言えば、大分県も累積で借金を1兆円()以上
抱えていますから。

2億円を貸すな、とは言いません。
しかし、県は、それ相応の厳しい対応をすべきでした。
貸す代わりに、翌年の支出計画額を今年の半分にしろ、という条件を付けるとか。
今回、県が甘い対応をしたことで、大分トリニータは蟻地獄にはまったも同然です。

組織がこういった状態に陥った時は、血を流すように辛くても厳しいリストラ
(事業の再構築)を完遂すれば、その組織は浮上できます。
かつてのゴーン日産のように。

しかし、県の甘い対応に慣れてしまった大分トリニータは、少しずつ少しずつ、
あまり痛くない中途半端なリストラを繰り返すことでしょう。
そして、中途半端なリストラでは、V字回復は見込めません。
ジリ貧になっていきます。
今後も期初の経営計画を達成できない年が続き、大分トリニータというブランド力を
さらに低下させるでしょう。
そうすると、少しずつシーズンパス(年間パス)が売れる枚数が減り、観客数も減り、
県民に好かれない存在になっていきます。

そして、大分に来る選手も監督も質が低下していくと思います。

一時的な痛み止め(県から来た社長)は、時として傷口を大きくしてしまうものです。
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