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大分トリニータは、ほとんどの方が予想した通りになりましたね。
以下、読売新聞の記事からの引用です。

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サッカーJ2・大分トリニータを運営する大分フットボールクラブは5日、
今期の決算見込み(9月末現在)を発表した。
単年度では2期ぶりに3700万円の黒字となる見通しだが、純利益は1月に
公表した経営再建計画を2億7900万円下回っている。

説明によると、シーズンチケットは目標の1万3000席に対し、
約8400席しか売れず、入場料収入は3億7500万円にとどまった。
新規スポンサーの獲得も進まず、広告収入は3億5000万円だった。

入場料収入、広告収入は、それぞれ経営再建計画を1億600万円、
1億4300万円下回っている。

一方、選手の年俸、クラブハウスの管理費などの支出は10億2500万円を計上。
あまり削減が進まず、経営再建計画を5900万円上回った。

また、来年1月末には経営危機の救済措置としてJリーグから融資を
受けた6億円のうち1億円が返済期限を迎えるが、同社の青野浩志社長は
「来期のシーズンチケット収入やスポンサー収入を返済に充てたい」と述べた。

(2010年11月6日 読売新聞)
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ついでに、映像ニュースもリンクしておきます。

正直言って、年度末に粉飾決算(意図的に決算で嘘をつく)を疑われても
しょうがないクラブのように見えますね。

今年度の経営計画を立ててから、まだ半年しか過ぎていないのに、
収入が計画の▲26%(≒2.5億円)も下回るなんて
通常ならあり得ない話です。
円高の影響があったわけでもないのに。

6億円を貸したJリーグも、出資している大分県・大分市も、それが予測できていたのに
そんなずさんな計画を認めていたんですから、ひどい話です。

しかも、支出が当初予想を上回るって、意味が分からないです。
収入は、計画時に不確定要素があると言って無理やり押し通すのはまだ理解できますが、
支出なんて計算できるでしょ。
営業収入が当初計画より大幅に減っているのに、営業費用が増えるなんて、
むちゃくちゃもいいとこです。

大分トリニータ(大分フットボールクラブ)は、自分たちが株式会社であることを
分かっているんでしょうか?

さらに、忘れてはならないのは、大分トリニータは以下のような支援を受けていることです。

   有志からの寄付:                          2400万円
   ホームスタジアム(大分銀行ドーム)年間使用料の免除: 8600万円 ※大分県が負担
   スタジアムの看板スポンサー料:                1000万円 ※大分県が負担
+)計8千人の無料招待(大分県):                  1200万円 ※大分県が負担
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合計支援額          1.32億円     

本来なら支払う必要のあるこれらの費用は、全て有志の方々の自己資金と
税金でまかなわれているわけです。
看板なんて、一般企業であれば主要株主にはタダで揚げさせて当たり前です。
それをわざわざ「看板スポンサー料」という名目を作って、大分県が大分トリニータに
お金(元は税金)を渡しているに過ぎません。

もし、大分トリニータがこれらの費用を支払ったら、どうなるか。
単年黒字どころか、▲9500万円の単年大赤字ですね♪

以前、大分トリニータが第3セクター化しつつあり、幾多の第3セクターと同じように
赤字で首が回らなくなる末路をたどるんじゃないか
、というようなことを書きましたが、
人件費を削らずに(クラブとしての経営努力が不足したまま)お金を自治体から引っ張り出して
ばかりいる現状を見れば、その予想も、あながち間違いじゃないかもしれません。

ちなみに、J2の第31節までで見た場合、大分トリニータのホームでの平均観客動員数は、
J2全体で第4位(10,189人)です。
J2の中では、かなり多くの集客ができていると言っていいでしょう。

例えば、同じJ2の水戸ホーリーホックの平均観客動員数は3,696人と、大分トリニータの半分以下です。
2009年度の営業費用は、3.99億円。
大分トリニータの今季の営業費用(見込み)10.25億円と比べると、これも半分以下ですね。

そして、J2での勝ち点(第31節時点)は、大分の方が上ですが、たった4しか差がありません。
僅差で水戸が大分を追っています。
シーズン終了時点では、水戸が大分を上回っている可能性だって十分にあります。

費用対効果を考えれば、大分はもっともっと費用を削れるはずですし、
削ることが県民・市民に対する責任を果たすことになると思います。

そして、今回の報道発表で、私が一番怪しいと思ったのが
『3700万円の単年黒字が見込まれる』という点。

半年前の計画(見込み)が無茶苦茶なことが分かったのに、
今回の着地見込みが正しい、なんて信じられるわけがありません。

帳簿上で何らかの数値操作をして、『単年黒字となる見通し』という結論を
無理やり導き出した可能性が高いと思います。

経営の現場では、他の数値がどれだけ悪くても、
『単年黒字が出ている』ということのアピール度は非常に強く、
単年黒字=何年かのちに累積黒字になるだろう、的なイメージを強力に
植え付けます。
そうすると、スポンサーや株主からの追及が鈍ります。
その結果、人件費削減の手を緩めることができます。

それを狙っての『単黒見込み』の発表じゃないんですかね?

いくつかの企業の財務を見たことがありますがが、他の財務上の数値は
悪くても"単黒だけを整えて"くる企業は要注意です。

しかも、Jリーグへの借金返済は、翌シーズンの年間パス(シーズンチケット)等の
売り上げを当てる予定だと言っています。
まさに自転車操業ですね。
損益計算書(P/L)を見てみたいものです。

2010年度末には、大分トリニータに対して地縁・血縁がない完全な第三者の
会計事務所が監査に入るべきです。
かなりの高確率で粉飾決算が疑われます。
ライブドアや日本振興銀のようなことが行われている可能性があります。

税金を湯水のように遣い、それを会計でごまかそうとするクラブが
本当にJリーグに存在していて良いのですかね?

大分県の広瀬勝貞知事は、10/25の定例会見で「(チームを)残すありきで議論しない」と
発言なさったそうです。

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