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2010.10.16 想定外。

第26節の浦和-セレッソ大阪戦を見ました。

浦和を見るのは、8月下旬の湘南戦以来です。
あのときは、アウェイにも関わらず、楽しいパスサッカーを展開していました。
最近の浦和は、リーグ7戦で4勝3分で負け無しとのことなので、
きっとパスサッカーに磨きが掛かったんだろうな、と楽しみです。

一方、セレッソ大阪。
まさかまさかの3位で、優勝争いに絡んでいます。
名古屋との勝ち点差が10もあるので、争っている、と言ってよいのかどうか
微妙なとこですが。

香川が移籍した後の中心は乾ではなくて、家長だと聞きます。
私は乾が好きなので、ぜひ乾に頑張って欲しいのですが、家長が中盤を作って
乾が決めてくれるんなら、それでも構いません。

浦和のフォーメーションは、4-2-3-1。

------------------------------
         エジミウソン
 原口    田中達也    高橋峻希           
      柏木    細貝
サヌ    坪井   山田暢久    平川
           山岸
------------------------------

原口・高橋を良い位置で使っていて、うまく世代交代を図ろうと
しているのがよく分かります。
柏木・田中達也もいるし、これならパスサッカーの質が
上がっているに違いありません。


一方、セレッソも同じく4-2-3-1でした。

------------------------------
         アドリアーノ
    乾     家長    清武           
      マルチネス  アマラウ
丸橋    茂庭   上本   高橋大輔
           松井
------------------------------

メンバーとフォーメーションを見る限り、中盤を制した方が勝つ、
という感じの試合になる予感がします。


しかし、試合が始まってみると。

あれ?
浦和はホームなのに、前からプレスを掛けません。
セレッソにボールを持たせて、リトリートします。

あれ、あれ、あれ?

セレッソは、マルチネス・家長・乾・清武・アドリアーノがボールを
回しながらゲームを作り、ボールを運びます。
アウェイを全く感じさせない王道ポゼッションです。

それに対して浦和は、リトリートしながら低い位置で守備ブロックを作ります。
4-2、もしくは4-2-3の守備ブロック。

この密集地帯は、さすがにセレッソの攻撃陣の質が高くても、なかなかぶち抜けません。
浦和は、ボールを奪ったらすぐにサイドに出し、手数をかけずに長めのパスで
前線に送ります。
数的有利になることはまれですが、セレッソの守備陣のポジショニングが乱れているうちに
ゴールを決めてしまおう、という作戦です。

完全に予感は外れてしまいました。
攻めるセレッソ、守ってカウンターの浦和。

えーと。
浦和のパスサッカーは? どこに行ったの?

浦和のカウンターは、ワシントンがいた頃の縦ポンカウンターではなく、
サイドを使って素早く縦に上がるコレクティブ・カウンターではありますが、
いずれにしても、ポゼッション系のパスサッカーでないことは確かです。

パスサッカーをやってるとばかり思っていたのに。
想定外です。

どうして、こんなサッカーに行き着いてしまったんですか、フィンケ監督?

もちろん、このサッカーは悪くありません。
これはこれで十分有りだし、魅力的なサッカーだと思います。

ただ、基本的にリアクションサッカーです。
自ら点を取りに行って勝つサッカーではないでしょう。

カウンターでサイドから持ち上がったら、ほとんどのケースで数的不利になります。
それをものともせずゴールを決めるためには、高いフィジカルと個人技を持つ選手が
必要になるでしょう。

フィンケ監督の土台作りは、こういうスタイルのサッカーをやるためのもの
だったのでしょうか?
それとも、これはまだパスサッカーへ続く一里塚でしかなく、さらなる
変化があるのでしょうか?

試合は、2-0で浦和が勝ちました。
1点目は粘り強い守備から田中達也のワンタッチ・アシスト、2点目は
原口の個人技、と快勝と言っても良い内容です。
守備も堅く、セレッソは最後の最後を崩すことができませんでした。

しかし、アドリアーノ、家長、マルチネスが高いキープ力を見せながら、
家長が司令塔となってゲームを作り、乾・清武らとボールを回して
チャンスを作り出す。

CKは、セレッソ11に対して浦和は3。
シュート数は、セレッソ10に対して浦和は6。

アウェイなのに積極的に攻めこんで、楽しいサッカーを見せてくれたのは、
セレッソ大阪だと思います。
負けたけど、その戦い方に満足したファンは多いでしょう。

今の浦和スタイルだと、確かになかなか負けないと思います。
ですが、そのスタイルには違和感を感じるのも正直なところです。

柏木や原口の長所は、あまり生かされていない気がします。

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