上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
2010.07.08 蛸力
まるで夢を見ているようです。 何の前触れもなく、突然、ユーロ2008のときのようなサッカーが復活したスペイン。 しかも、ドイツ相手に、です。 ユーロ2008のときのドイツは、不安定な内容で正直準優勝にふさわしくないチームでしたが、今大会、レーヴ監督はドイツ代表を一味もふた味も違うチームに作り上げてきました。 テレビのダイジェストなんかを見ていると、単なるカウンターのチームのように見えますが、どうしてどうして! 守備の粘り強さ、局面を打開する創造性とスピード、シヨートパスとロングパスの巧みな使い分け、サイドのえぐりと足元の確かさ。 イングランドやアルゼンチンと大差がついた理由はカウンターでしょうが、ゲームを支配した理由はカウンターではありません。 大差をつけて勝ってきたことよりも、内容のバランスの良さと完成度の高さに感銘を受けました。 セスクを決勝では見ることは無いな、とあきらめたほど。 しかし、そのドイツを真正面からスペインがねじふせるとは。 本当にビックリです。 トーレスを外してビジャを1トップにし、ペドロを入れたからって、なぜパススピードが上がるのでしょう? なぜ運動量が増えるのでしょうか? なぜ判断が速くなるのでしょうか? なぜトラップが精確になるのでしょうか? 自分自身が後で過去を美化することがないよう、日記として書いておきますが、準々決勝までのスペインは、こんなに凄いパス回しは一度も見せていません! 徐々に良くなっていた? いや、良くなっていないです。 グループリーグから準々決勝まで横這い。 ポゼッションチームがしばしば陥る緩急のない退屈な退屈なパス回しを続けていました。 もちろん、1試合の中でいくらかは良いプレーもあり、それをビジャがすさまじい決定力でゴールを決めて勝ち上がってきた、というのが私の印象です。 それが、この突然変異。 理由として、戦術的なことは色々と言えるかもしれません。 すぐ思い付くものでは、例えば、ペドロが加わりシャビ・アロンソがポジションを変えたことで中盤の距離が近くなり、ショートパスを出すコースが増えた、とか。(F・トーレスは足元がいまいちのため) デル・ボスケが日和(ひよ)って、中盤をまんまバルサにしたので、連携が良くなったとか。 が、たぶん、私はそれを信じることができません。 戦術が変わったくらいで、あそこまで変わるとはどうしても思えないのです。 私には、個人個人が準々決勝までと全く違ってしまったように見えました。 アメコミ風に言うなら、ピッチにいる11人のポパイが全員ほうれん草の缶詰を食べたような感じです。 急にパワーアップしたと言うか、絶好調になったと言うか。 戦術では説明しきれない何かがある気がしてなりません。 あ、流行りの"一体感"とかじゃないですよ?(笑) 今大会のスペインは、最初から一体感がありましたから。 余談ですが、今大会はオランダも一体感がありますよね。 決勝トーナメントに上がってきたチームで、一体感を感じないチームはイングランドくらいでした。 そのイングランドも、人によっては一体感を感じた方もいるかもしれませんし。 話を戻すと、ドイツも決して調子が悪かったわけではありません。 ドイツが真正面から押さえこまれたことを連戦の疲れやミュラー不在のせいにすることは、違うと思います。 実際、あれだけボールを回されても、ドイツはセットプレーからの1点に抑えましたし(守備はギリギリのところで耐えていました)、スペインの運動量が落ちた前半25分~前半終了の間には、細かいパス交換でスペインのプレスをかわしたり、カウンターからチャンスを作ったりしました。 特に、前半46分にエジルがペナルティーエリアで倒されたシーンは、大ピンチでしたね。 あれは、なぜ審判がPKを取らないのか理解できないです。 今大会は、あまりにも誤審が多く辟易しているので、ちゃんと取ってもらいたいですね。 せっかくの好カードに水を差されてしまい、ガッカリです。 もしかすると、審判は後半18分のセルヒオ・ラモスのPKを流したことでバランスを取ったつもりかもしれませんが、そういう問題ではありません。 きちんと両方PK取ってください。 流せばいいってものじゃないでしょ。 後半は、スペインの運動量が少し回復し、パスを回されてドイツの運動量はだんだんと落ちていったので、ドイツは攻撃でほとんど良い形を作れなくなりました。 ヤンセンを入れてポドルスキーとの関係で左サイドを突破させようとしたレーヴ監督はなかなかの策士でしたが、スペインのプレスが速く、前に運べたのは数回。 入れる前よりは良くなったのでしょうが、それほど驚異ではありませんでした。 最後は、狙い通りにCKからプジョル。 ほぼ完勝でしたね。 あれだけ強いドイツをここまで圧倒するのは、本当にすごいです。 これで決勝でセスクが見れる! …と言いたいところですが、準決勝じゃ起用してくれなかったしなぁ。 哀しい。 そうそう、優勝予想ですが、ドイツを外してしまったので、もう変更しません。(笑) つまり、大穴のオランダで。 準決勝を見ちゃったら、「スペイン!」と言いたいとこですが、これ以上変更するのはプライドが許さないし(ちゃちなプライドですが)、そもそもスペインの優勝は無いと言ってきたわけですし。 勝って欲しいのは、、、セスクが出たらスペイン、出なかったらスナイデルとファン・ブロンクホルストも好きなのでオランダかな。 試合展開ですが、当然スペインがポゼッション率60%前後でボールを回すでしょう。 しかし、オランダものらりくらりとそう簡単には点を取られないと思います。 今大会のオランダは、もともとそんなにポゼッション率は高くありませんから。 そして、相互の運動量が落ちてくる後半15分以降に先制点が入るんじゃないでしょうか。 そして、先制したチームが1-0で逃げ切る気がします。 キーマンは、ファン・ボメルとカシージャス。 ファン・ボメルは、比較的運動量が少なくボールを持つイニエスタを潰しに来ると思いますが、それをどうかわすか。 また、スナイデルやロッベン、ファン・デル・ファールトらのミドルや直接FKをカシージャスが止められるか。 そこらへんが勝負のポイントのような気がします。 追伸: スペインが突然変異した理由が分かりました。 きっと占い蛸の神通力が、スペインに宿ったんですね!(爆)
スポンサーサイト
Secret

TrackBackURL
→http://mostovoi10.blog77.fc2.com/tb.php/178-2ebd14cc
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。