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「Jリーグのレベルは上がりつつある」
半ば常識のように、ファンやサポーター、マスコミはそう語ります。

本当にそうでしょうか?

ACLでJクラブが早々に全敗したのに?

私は、2003年以降、Jリーグのレベルは下がっていると思います。

※注 あくまで「外国人選手を含めたJというリーグのレベルが」
   という意味です。
   「Jにいる日本人選手のレベルが」という意味では
   ないので誤解のないようにお願いいたします。m(__)m


それを間接的に示すのが、今季Jに復帰した欧州帰りの選手たちの活躍です。

小野、稲本、俊輔。

彼らは30歳を越えて、確実に2002年より力は落ちています。
にも関わらず、J復帰していきなりレギュラーです。
しかも、所属チームに苦もなく溶け込んで、中心選手としてプレーしています。

Jのレベルが上がっているのなら、ありえないことです。

実際、力が衰えつつあるシドニー世代が活躍するJクラブが多過ぎます。
中田浩二、本山、遠藤、加地、小笠原、明神、市川、橋本、中澤、楢崎、etc.
しかも、彼らが所属しているのは、Jの中でも比較的強豪に分類されるクラブばかりです。
鹿島、ガンバ、清水、川崎、マリノス、名古屋等。

確かに、彼らの能力は高いと思います。
しかし、Jで約10年に渡って彼らが中心選手で居続ける、というのは普通ではありません。

Jのレベルが上がっているのなら、とっくに彼らは中心選手から成り下がっているはずです。

また、これもよく言われることですが、日本に来る外国人選手のレベルも下がりました。
2002年以降にJに来た外国人選手でトッププレイヤーと言えたのは、ポンテ、ワシントン、マグノ・アウベス、フランサくらいでしょうか?
(他にもいたら、ごめんなさい)

浦和以外のクラブの財政状況が落ち込む中で、超一流の外国人を取れなくなったのはしょうがないこととは言え、事実だと思います。
そして、急激なJクラブ数の増加です。
99年に26チームだったJリーグですが、2010年には37チームと激増しています。
100年単位で考えれば、チーム数が多い方が裾野が広がり、J全体のレベルが上がりやすいとは思いますが、10年単位で考えると、能力の高い選手が各クラブに分散されるので、Jの試合のレベルは上がりにくくなります。

まぁ、こういった(えせ)ロジカルっぽい理由だけでなく、試合を見ていても、昔と比べて

「あれ、なんでそこにパスしちゃうの?」
「トラップでかすぎ」
「DF、いまの抜かれるかぁ?」
「シュート遅っ」

みたいに思うことが増えてきました。
ちなみに日本人選手ばかりじゃなく、外国人選手も含めてです。

組織戦術は進化してる気がしますが、逆に言えば、個人の平均値は下がってるように思います。

例えば、私は清水のヨンセンが好きです。
強いし、巧い。
清水で岡崎が得点を量産できるのは、ヨンセンの影響が大きいです。

しかし、逆に言えば、36歳のベテランで、一時と比べたら明らかに力が落ちています。
元ノルウェー代表とは言え、南アフリカW杯にノルウェーは出場できないわけで、世界的に見ればそこまで凄い選手ではありません。
なのに、いまリーグ1位のチームのレギュラーFWなわけです。

36歳のFWが普通に活躍するJって、いかがなものでしょうか?
若い選手たちが、なぜ彼をレギュラーから引きずり下ろせないのでしょう?

名古屋のケネディにしても、それほど凄い選手には思えません。
トラップ、ポジショニング、スピード、キープ力、シュートの正確性、守備への貢献度、運動量、等々、背の高さ以外は平凡なFWでしょう。
しかし、彼もレギュラーです。

頼む、ケネディくらいの選手が活躍するJリーグなんて見たくないんだ!

おそらく、ここで書いた内容は、Jリーグを好きな方には非常に受け入れにくいと思います。
「そんなにJが嫌なら見るな。海外のリーグを見てればいいだろ!」
そう思われる方もいるでしょう。

しかし、それは誤解です。
私はJが好きです。
好きだからこそ、昔のJに比べて質の高い試合が減ってきたことが残念です。

サッカーのスタイルや選手起用の仕方に好き嫌いはあると思いますが、2007年のオジェック浦和はとても質の高いチームでした。
ACL優勝・Jリーグ2位。
結果を持ち出すまでもなく、試合を見れば、その質の高さには脱帽です。
2003年以降では、突出した実力を持っていたと思います。
縦ポンサッカーだって、きちんと見れば質の高い低いはあります。
非常に質の高い縦ポンサッカー。
それが、オジェック浦和の本質です。

そして、黄金時代のジュビロと鹿島。

その頃をしのぐおもしろくて凄い試合をJで見たいと思っています。
いつの間にか地盤沈下していくJを見つづけるのは、残念です。

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