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なんだんだろう、マスコミの猶本光の取り上げ方は。
なでしこジャパン×台北戦の後半、交代出場した猶本をTBSの
カメラは何度も何度もアップで抜いていました。
この試合、そんなに活躍してないですよね、猶本は。
確かに期待の若手の1人だと思うけど、そんなに執拗に抜くほどでしょうか?
それどころかウォーミングアップのときから、何回も何回も
アップ映像を流してたじゃん。

やりすぎじゃないですか?

いくら美人だからって、最近の猶本に対するマスコミの過剰報道は、
ちょっと目に余るものがあります。

私は、女子サッカーには、あまり詳しくありません。
ですから、猶本のことを初めて知ったのは、ほとんどの人と同じように
2012年U-20W杯の時です。
フジテレビが、何の前触れもなくロンドン五輪の直後に「なでしこ
ジャパンの妹分、ヤングなでしこも見てね!」とU-20W杯を地上波で
放送したのを覚えている方も多いでしょう。
あれをいきなり地上波で流したフジテレビのコンテンツに関する
センスは素晴らしかったと思います。
賭けだったと思いますが、視聴率が取れる!と英断したプロデューサーが
いたのでしょうね。

あの頃、女子サッカー界は川澄に続くアイドル選手(苦笑)を探していました。
かわいくてサッカーが巧くて、女子サッカー界を盛り上げる選手。

なでしこ人気を利用して、さらに商機を増やそうとするマスコミと
勢いに乗って人気を定着させたい女子サッカー界。
男性視聴者をターゲットにするあざとさが透けて見えては
いましたが、その両者の思惑が一致しました。
いわゆるスターシステムです。
いまだ食うにも困る女子サッカー選手たちのことを考えれば、それも
やむを得ないというところだとは思うのですが。

そこで白羽の矢が立ったのが、仲田歩夢(当時18歳)。
明らかに、マスコミも女子サッカー界もU-20W杯で仲田をアイドルに
仕立てあげようというのがミエミエでしたね。
モデル級のかわいさに、サッカーもかなり巧いという評判でした。
U-17W杯に出た実績もありましたし。

しかし、いざU-20W杯が始まるとアイドルの座に躍り出たのは
田中陽子。
そのキックの精度は、ファンとマスコミを虜にしました。
両足で決めたFKは話題になりましたね。
外見もかわいかったため、マスコミはアイドルとして祭り上げる
対象を仲田から田中陽子にスイッチしました。

本当にゲンキンだよなぁ、と私はちょっと呆れて見ていました。

そして、田中陽子ほどではありませんでしたが、この大会では
猶本光と田中美南も注目されました。

猶本はいぶし銀のようなパスの散らし、田中美南は決定力によって。
特に、猶本は気の強そうな表情と整った顔がお茶の間に配信され、
田中陽子に続くアイドルNo.2としてマスコミに扱われましたね。

私は、この大会の猶本のプレーが好きでした。
運動量多く走り回り、スペースを潰し、パスを散らして、時には
前に出てミドルシュートを打つ。
ジェフ時代の阿部勇樹を思い起こさせるプレースタイル。
いま、現役の男子日本人選手で最も好きなのは川口能活、中村憲剛、
阿部勇樹の3人なので、阿部と似ている猶本のことはすぐに
好きにました。
私はゆるいとは言え、ジェフ千葉ファンですし。

ですから、余計に猶本がアイドルとして扱われるのが、残念でした。
ちょっとかわいすぎるんですよね。
あんなに美人じゃなくてもいいのに(爆)

とは言え、あんなにあざとさミエミエなのに、3位まで勝ち進んだ
こともあり、ヤングなでしこの人気は急上昇。
フジテレビのプロデューサーもガッツポーズだったことでしょう。
自分もうっかり(?)試合を楽しんでしまったので、文句を
言える立場じゃないんですけど、フジテレビにまんまと乗せら
れた感がハンパじゃありませんでした。

その後、田中陽子や猶本らは進路等が色々と騒がれ、高校卒業後に
それぞれなでしこリーグに進みます。
猶本は浦和レッズレディースに入りました。
しかし、猶本は浦和でプロの洗礼を浴びます。
詳しくは分かりませんが、なかなか試合に出られなかったようです。
でも、人気は健在で、ときどき試合に出てもいないのに、ボラン
ティアをした、とかファン感謝デーに出た、みたいな猶本だけに
スポットを当てたニュースを見ました。

やめてやれよ、と思いました。

試合に満足出ていない選手に焦点を絞ってニュースにするなよ。
試合に出ている他の浦和の選手に失礼でしょう。
本人もクラブでの立場がなくなる。
かわいいからって、それだけで記事にするんじゃないよ。

そうして、2シーズンほど猶本は雌伏の時を過ごします。
とは言っても、まだ20歳。
焦る年齢ではありません。

私は、猶本はそのうち出てくるだろう、と思っていました。
日本人女子としてはガッチリした体格、低い重心、姿勢良く
走れて視野が広い。
そして、何といっても気の強そうな顔。
なでしこジャパンで気が強そうな顔をしている選手と言えば
宮間と大儀見が双璧ですが(実際には澤も強いんでしょうね)、
猶本も負けてないと思いますね。

すると、今季、猶本は浦和レッズレディースで突如ブレイクします。
浦和が開幕5連勝を飾ったのは、その中で3ゴールを決めた猶本の
活躍があったからだ、と言われました。

そして、5月になでしこジャパンに初召集され、今回、9月のアジア大会
にも呼ばれた猶本。
なでしこジャパンは若手が定着することが難しいと言われる中で、
猶本は着実にその足跡を残しています。

ただ、試合を見れば分かる通り、まだそこまで実力が高いわけでは
ありません。
運動量・ポジショニング・守備・機を見た攻め上がり等、特徴は
発揮しているものの、宮間と比べるとまだ数段の差があります。
いくら才能があっても、それを実力に昇華するにはもう少し時間が
掛かるでしょう。
おそらく、来年のW杯のメンバーに入るのは難しい。
再来年のリオデジャネイロ五輪のメンバーにも入れるかどうか?

でも、まだ20歳です。
2019年W杯のメンバーには必ず入ると思います。
その時、猶本は25歳。
宮間は34歳、澤は41歳。
このまま順調に成長すれば、ポスト宮間となる可能性は十分にあります。

猶本は、ヤングなでしこに選ばれた時、自らに「恋愛禁止令」を課したと
言われています(事実じゃなかったらゴメンなさい)。
それだけ自分に厳しいのであれば、成功する可能性は高いと思います。

だから、マスコミはくだらないスターシステムを敷いて、猶本を変に
持ち上げるのは止めてください。
相手は弱冠20歳の女の子です。いくら自制したって、うっかりマスコミに
乗せられてしまうことだってあるのです。
つぼみ(才能)を手荒に扱ったら、花を咲かせる前に散ってしまう。
つぼみはつぼみとして、花開くまで暖かく見守って欲しい。節にそう思います。

ほんと、もう少し美人じゃなければなぁ。。。

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