マンU×WBA戦で、モイーズ監督が先発の香川をハーフタイムで下げたことに
関して、ものすごく批判が上がってますね。

私は、この試合を見ていないんですけど、あまりの批判の多さに興味が出てきました。
そこで、とりあえず香川のボールタッチ集を見てみました。
(フル映像は見つからなかったので)

ボールタッチ集というのは、試合全体を見るのに比べて、パフォーマンスが良く
見えることが多いので、見るときにはそれに騙されないように見る必要があります。
それが嫌で、あまりタッチ集は見ないのですが、フル映像が無いのでしょうがありません。

で。
感想は、と言うと。

香川、そんなに良かったかなぁ?
同じ左サイドなら、スウォンジー戦のウィルシャーの方が上だと思いましたよ。
ウィルシャーは、左サイドは専門じゃないけど。

もちろん、香川がぜんぜん駄目ってことはありません。
日本代表のグアテマラ戦を見た時には、目を覆うばかりのコンディションでしたが、
WBA戦は、まずまずの身体のキレ。
ショートパスの精度も良かったし、何人かで崩しかけたシーンもありました。
また、良いクロス1本に、香川らしい良いシュート1本もありましたね。
シュートはGK正面でしたけど、タイミング良く思い切りのいいシュートを打ったと
思います。

ですが、サイドの使い方がヘン。
4-4-2でナニが右サイド、香川が左サイドのはずですが、なぜか頻繁にナニと香川が
右サイドにいてショートパス交換をしています。
え、なにソレ。

おかげで、SBまたはCMFも含めて3人も右サイドに固まっているので、
ファー(つまり左サイド)がガラ空きです。
当然、相手の右SB(本来香川をマークするべき選手)は中央に絞っており、
中央はごちゃごちゃしています。
そこに、ナニはクロスを上げますが、攻撃の人数が少ない(香川が右サイドにいるので)
のに比べて、守備の選手が多い(相手の右SBが中央に絞ってる)ので、クロスに
非常に高い精度が要求されることになってしまいました。

香川は、もともと左サイド。
なぜ、右サイドに進出してきてるんだろう?
現代サッカーの原則の1つであるピッチを広く使うってのが、できてないじゃん。

逆に言えば、香川がいいクロスを上げたのは、左サイドのライン際で縦に速い攻撃を
仕掛け、中にカットインしてボールを上げたときです。
香川の仕掛けがライン際だったので、相手の選手は横に広げられていました。

やっぱり、マンUはバルセロナじゃなんだから、相手DFを中央に固めさせちゃ
良くないですよね。

それから、守備でも2対1で守っていたのにドリブルで突破されて、ゴール前に
マイナスのクロスを入れられたシーンもありました。

そんな訳で、総合的には、悪くはないけど良くもなく、そこそこの出来のように
私には見えました。
(ただ、ボールタッチ集しか見てませんから、間違った判断かもしれません。)

モイーズ監督が前半で香川を外したのは、パフォーマンスだけを見ればちょっと
よく分からないですが(そこまでは悪くない)、ナニのいる右サイドまで
何度か進出して、左サイドを広く使うことができていなかったからかも。
香川は、まるでトップ下のような動きをしていました。

もしモイーズ監督に、監督の意図したサッカーを理解していない、と判断された
のだとしたら、前半で外されるのも止むを得ないかもしれませんね。

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